更新日: 2021.11.18 18:41
ボルボ、日本初導入のBEV『C40リチャージ』発表。Googleと共同開発のインフォテイメントを搭載
2021年11月18日
プレスリリース
ボルボ国内初の電気自動車C40リチャージを発表
ボルボ・カー・ジャパン株式会社(代表取締役:マーティン・パーソン、本社:東京都港区)は、ボルボの日本初導入となる電気自動車専用モデル『C40 Recharge(C40リチャージ)』を発表します。
ボルボC40リチャージは、クライメート・ニュートラルの実現に向けたボルボ・カーズのコミットメントの表れです。ボルボ・カーズは今後数年間でさらにいくつかの電気自動車モデルを展開し、2025年までにグローバルで販売するボルボ車の50%を電気自動車(BEV)で構成することを目指しています。
また、2030年には販売するすべてのクルマを電気自動車にすることを計画しています。C40リチャージはボルボ初の電気自動車専用モデルであり、お客様の利便性を高めるためにオンラインによる販売のみとなる、まったく新しいボルボとなります。
C40リチャージは、XC40から採用を開始したCMAプラットフォームをベースにしており、ボルボ初の電気自動車専用モデルとして設計されたモデルです。既存の複雑なモデル・バリエーションから、シンプルで魅力的なバリエーションに集中することで、C40リチャージのグレード展開はとてもシンプルなものとなり、お客様の選択しやすさを向上させています。
C40リチャージはSUVの利点をすべて備えながら、より低く、洗練されたデザインになっています。リヤは、低いルーフラインに合わせて印象的なリヤエンドデザインを採用し、新しいフロントデザインは電気自動車のボルボの新しい顔として、新たに最先端のピクセル技術を用いたLEDヘッドライトを採用しています。
インテリアは、ボルボの多くのドライバーが好む高いシートポジションを実現しており、このモデル独自のカラーやデコレーションの仕様も用意されています。また、ボルボとして初めて、完全なレザー(本革)フリーインテリアを実現しています。ボルボ・カーズは、電気自動車において、動物福祉のための倫理的な立場を表明しており、C40リチャージを皮切りに、今後すべての電気自動車はレザーフリーとなります。
C40リチャージには、Googleと共同開発したAndroid OSをベースにした、新しいインフォテイメント・システムを搭載したデジタル・サービスを導入します。このデジタル・サービスには、Google のアプリとサービス、Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)、ワイヤレス・スマートフォン・チャージへのアクセス、およびサービスを実行するために必要なすべてのデータ通信が含まれており、これらの機能は新車から4年間、無償提供されます。
Google のアプリとサービスは、Google アシスタントによる自然で直感的な音声操作、Googleマップによるスムーズなナビゲーション、Google Playストア経由でダウンロード可能なアプリの利用ができ、大幅にその機能性を高めています。Googleアシスタントを使えば、ドライバーは運転に集中したまま、音声でさまざまな機能をコントロールすることができます。温度調節、目的地の設定、音楽やポッドキャストの再生、その他のGoogle アシスタント対応デバイスの操作まで、ドライバーはハンドルから手を離さずに、直感的に行うことができます。
■C40リチャージで新たに採用する機能、装備
電気モーター及び充電
C40リチャージ Twinには、前輪と後輪に1つずつ搭載された2基の電気モーターにより、最高出力300kW/660Nm を発生するAWDパワートレインを採用。駆動用リチウムイオンバッテリーの総電力量は78kWhで、航続距離は約485km(WLTC:一充電走行距離、国土交通省申請値)を予定しております。充電に関しては、普通充電:AC200V(Type1)11kW まで/急速充電:DC(CHAdeMO)150kWまで対応しており、150kW急速充電器を使用時は、約40分で0~80%まで充電が完了します。また、C40リチャージは車両に搭載された通信モジュールにより、ソフトウェアのアップデートをオンラインで実施することも可能となり、工場から出荷された後も、時間の経過とともに車両のさまざまな機能がアップデート可能となる予定です。
ワンペダルドライブ機能
ワンペダルドライブは、アクセルペダルのコントロールだけで、加速と減速を直感的かつシームレスに制御できます。ペダルを踏むと瞬時に加速し、離すと減速しブレーキをかけて停止します。これにより、とくにストップ・アンド・ゴーの都市交通において、より快適に車両の速度コントロールが可能となるとともに、緊急時にはアクセルを離した瞬間に制動が開始されることで、制動距離短縮に寄与します。また、ブレーキエネルギーを積極的に回生することにより、航続距離の伸長にも効果があります。回生のレベルは、好みに合わせてふたつのレベルに設定が可能です。