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MotoGP ニュース

投稿日: 2023.10.13 17:08
更新日: 2023.10.13 17:30

プラクティスでアプリリアがワン・ツー。バニャイアは予選Q2ダイレクト進出を逃す/第15戦インドネシアGP

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MotoGP | プラクティスでアプリリアがワン・ツー。バニャイアは予選Q2ダイレクト進出を逃す/第15戦インドネシアGP

 10月13日、MotoGP第15戦インドネシアGPのフリー走行1回目、プラクティスがプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行われ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)がプラクティスをトップで終えた。

 インドネシアGPには、イタリアGPスプリントレースの転倒により負った右足骨折で欠場が続いていたアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)、カタルーニャGP決勝レースの転倒により左手、左足首を骨折したエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)、インドGP予選Q1で転倒して肋骨を骨折したアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)、同じくインドGPのスプリントレースで転倒、左鎖骨を骨折したルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシングチーム)が復帰した。

 また、日本GP後のトレーニング中に右鎖骨を骨折したマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)は10月8日に手術を受け、メディカルチェックを通過してインドネシアGPのフリープラクティス1に挑んでいる。

 フリー走行1回目は、気温32度、路面温度58度のドライコンディションで行われた。セッション序盤にトップに立ったのはマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)。ビニャーレスはしばらくトップをキープし、残り時間15分でフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップに立つも、ビニャーレスが再び1番手タイムをマークする。

 しかし終盤のアタックでホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が1分31秒811を刻んでトップに浮上。前戦日本GPのウイナー、マルティンがインドネシアGPのフリープラクティス1を制した。2番手はビニャーレス、3番手にはアレイシ・エスパルガロというアプリリア勢が続いた。

 4番手はフランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、そして5番手には右鎖骨を骨折、手術したばかりのベゼッチがつけた。ベゼッチは終盤に11コーナーで転倒を喫したが、フリープラクティス1後のメディカルチェックもパスし、インドネシアGP参戦が確定した。バニャイアは6番手だった。

 ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は12番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は13番手、今季をもってホンダを離れ、2024年はグレシーニ・レーシングMotoGPに移籍することを発表したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は14番手だった。

 プラクティスは気温32度、路面温度56度のドライコンディション。なお、フリー走行1回目を走ったアレックス・マルケスは、痛みのためにインドネシアGPを欠場することがチームのSNSで発表された。

 このセッションの前半にトップに立ったのはアレイシ・エスパルガロ、2番手がビニャーレスで、アプリリアがフリープラクティス1同様に上位につけ、3番手にはマルティンが続く。

 セッション終盤の残り10分、ベゼッチがオールタイムラップ・レコードを更新するトップタイムを記録。しかしそのタイムをアレイシ・エスパルガロとビニャーレスが上回った。アレイシ・エスパルガロは1分30秒474を記録して、トップでプラクティスを終えた。

 ビニャーレスは0.154秒差の2番手。ベゼッチは3番手に続いた。4番手はこのセッションの序盤に転倒を喫したブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、5番手はマルティンだった。

 マルク・マルケスは6番手、クアルタラロは10番手でQ2へのダイレクト進出を決めている。一方、バニャイアは16番手でスペインGP以来となるQ1からの予選となった。中上は17番手でプラクティスを終えた。


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