3月18日(土)からカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットでMoto2クラスとMoto3クラスのオフィシャルテストが3日間行われ、テスト日程を終了した。
テストは開幕戦に合わせたナイトセッションを含んで、午後3時より各クラス3セッション、全9セッションで行なわれた。開幕戦のカタールGPも、全てのセッションがナイトセッションとして争われるため、オフィシャルテストもこれに準じたスケジュールで組まれている。
テスト初日は雨となり、夜間走行用の照明がぬれたコースに反射し、コースが非常に見にくくなるため危険と判断。Moto2クラスの全セッションとMoto3クラスのセッション2とセッション3はキャンセルとなった。
2日目はコンディションが回復、両クラス3セッション(セッション4、5、6)共、ドライコンディションで行なわれた。
最終日はMoto3クラスは3セッション(セッション7、8、9)が行なわれたが、Moto2クラスは最終セッション(セッション9)が雨によりキャンセルとなり、2セッション(セッション7、8)のみの走行となった。
日本人勢では、中上貴晶(カレックス)が2日目に記録した2分00秒187で総合トップに。長島哲太(カレックス)は2日目に記録した2分02秒184で総合27番手でテストを終えた。
Moto3クラスでは、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)が2分06秒690で3日間の総合トップに。日本人勢では、佐々木歩夢(ホンダ)が3日目に2番手となる2分07秒825を記録。3日間総合では2日目に記録した2分07秒140でルーキートップとなる7番手となった。
鈴木竜生(ホンダ)は2日目に記録した2分07秒628で16番手。鳥羽海渡(ホンダ)は2日目に記録した2分07秒717で18番手でテストを終えた。
これでシーズンオフの全てのテストは終了。今週末にカタールのロサイルインターナショナルサーキットで開催される開幕戦を迎えることになる。
以下、Moto2、Moto3カタールオフィシャルテスト3日間の総合結果。