ロードレース世界選手権(WGP、現MotoGP)500ccクラスの伝説的ライダーであるケビン・シュワンツは、バレンティーノ・ロッシが新チームメイトのマーベリック・ビニャーレスに“完敗する”ようなら、彼は今シーズン末に引退を選ぶこともあり得ると考えている。
2017年にスズキからヤマハに移籍したビニャーレスは、4回のオフィシャルテストすべてでトップタイムをマークした。木曜日のカタールGPフリー走行1では他を圧倒。ロッシよりおよそ1.5秒速いタイムを記録した。
それに比べ、ロッシはオフィシャルテストでは調子が出せず、セッション後にミシュランの2017年タイヤの感触をつかむのに苦戦していると語った。
1年前のカタールでロッシはヤマハと2017年と18年シーズンの2年間契約を新たに結んだ。
2018年の終わりにロッシは40歳近くになるが、現在の契約の後もレースを続けるつもりがあることを公表している。
しかしシュワンツによれば、もしロッシが今シーズン、ビニャーレスから常に遅れを取るようならば、彼は計画を変更してMotoGP以外の他の目標に向かうことも考えられるという。
「ロッシはル・マン(24時間)に出たいと言っているし、彼には他にも達成したいことがある」とシュワンツは述べた。
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