FIM世界耐久選手権（EWC）に参戦するTeam Étoile（チームエトワール）は、第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースのライダーラインアップを変更する。怪我を負っている渡辺一樹に代わり、榎戸育寛を参戦させる。
Team Étoileは2024年からEWCに新規参戦する日本のチームで、SSTクラスにBMW M1000RRで挑む。第1戦ル・マン24時間は同週開催のスーパースポーツ世界選手権（WorldSSP）第3戦オランダに大久保光を参戦させるため、亀井雄大、渡辺一樹、代役の奥田教介、川崎祥吾の4名を起用する計画だった。
ところが、全日本ロードレース選手権第1戦鈴鹿2&4レースの決勝において、最終コーナーで転倒した渡辺が負傷。そのため、榎戸が代役を担うことになった。
4月20～21日にかけて決勝が行われる開幕戦は亀井、榎戸、奥田、川崎の4名でTeam Étoileのデビュー戦に挑む。
■榎戸育寛
「初めてのフランス、ル・マン、24時間、BMWと初めて尽くしですが、チームのみんなとディスカッションを重ねながら、できることを一つずつ積み上げていって決勝に挑もうと思っています。24時間という未知の長さを走りながら色々発見しながらスピードもライディングもレベルアップしていければと非常に楽しみにしています。代役として自分を求めていただいたことは光栄ですし、オファーをいただいた以上、責任をもって任務を遂行できるように頑張ります」
