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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.05.01 16:27
更新日: 2017.05.01 23:32

アルバ.it レーシング-ドゥカティ 2017年SBK第4戦オランダ レースレポート

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MotoGP | アルバ.it レーシング-ドゥカティ 2017年SBK第4戦オランダ レースレポート

2017年5月1日
プレスリリース

SBKオランダ・ラウンドのレース1でメランドリが3位、レース2でデイビスが3位表彰台を獲得

 2017スーパーバイク世界選手権(SBK)第4戦オランダ・ラウンドがTTサーキット・アッセンで開催され、Aruba.it Racing-Ducatiのチャズ・デイビスとマルコ・メランドリは、ともに1度ずつ表彰台に登壇した。

 レース1ではメランドリが、レース2ではデイビスが3位でチェッカーを受けた。

レース1

 デイビスとメランドリは、それぞれ2番、5番グリッドからレース1に挑んだ。ともに力強いダッシュを決め、オープニングラップ終了時点でデイビスがトップ、メランドリは4位につけた。

 その後、デイビスはレースリーダーを務め、レイ(ジョナサン、カワサキ)とサイクス(トム、カワサキ)が追いかける展開となった。4番手のメランドリは徐々にトップグループから。

 残り3周、デイビスとレイがまたしてもスリリングなバトルを展開、何度も首位が入れ替わった。しかし、20周目にデイビスのマシンに電気系トラブルが発生し、リタイアを余儀なくされた。メランドリは一つポジションを上げて3位でフィニッシュラインを通過した。

レース1のコメント

マルコ・メランドリ(アルバ.it レーシング-ドゥカティスーパーバイク・チーム#33)3位
「今朝の段階では、まさか表彰台圏内でフィニッシュできるとは思わなかった。フリー走行第3セッションでも思うように走れなかったので、トップ5すら容易ではないと覚悟していた」

「だが、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、スーパーポールではマシンフィールが戻ってきた。レース・スタート直後からかなり速く走れたが、トップ3について行けるほどではなかった。だからリスクを冒しすぎない戦術に切り替えた」

「チャズのリタイアは本当に気の毒だ。不運としか言いようがない。その一方で、自分のリザルトには満足している。明日はもっと上を狙いたい」

レース1で表彰台を獲得したマルコ・メランドリ
レース1で表彰台を獲得したマルコ・メランドリ

「アッセンは、これまでの3戦とはコンディションが違っていた。マシンが暴れて、レースディスタンスを通じてフロントを安定させられなかった。データを分析し直して、レース2に向けてもう一歩前進したい」

チャズ・デイビス(アルバ.it レーシング-ドゥカティスーパーバイク・チーム#7)リタイア
「良いレースだった。レースリーダーとしてリズムに乗れたうえに、力強いペースで走行できた。特に序盤が良かった。まだしっくり来ないところがいくつかあったし、ミスはしたくなかったので終盤まで力を温存していた。

「だが、残念ながらゴール1周前に自らレースを終えてしまった。あの時点までどちらが勝つかまったくわからなかったが、最後まで見応えのあるバトルになるのは確実だった」

チャズ・デイビス
チャズ・デイビス

「明日までにほんの少しでいいから、ピンポイントの対策を採る必要がある。明日も優勝争いのバトルがしたい。そして、今日より1ラップ余計に走りたい」

アーネスト・マリネッリ(スーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「優勝争いをしていたチャズにあんなことが起こってしまって、本当にすまないと思っている。彼は素晴らしいレースをしていた。あれ以上のパフォーマンスはなかったと思う。彼だけでなく、チーム全員にとって大きな痛手だ」

「だが、すぐに対策を実施して、明日のレース2で巻き返す。一方、マルコの3位は嬉しい。フリー走行中に遭遇した問題を解決して、再び表彰台に登壇してくれた。ディテールの部分でやるべきことが残っている。明日のウォームアップ・セッションでしっかりとマシンを仕上げたい」


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