ホルヘ・ロレンソは、ドゥカティのMotoGPマシンでのパフォーマンスの改善にはリヤブレーキの使用が極めて重要だと考えており、これからもリヤブレーキを使い続けるという。
ヤマハで9年間を過ごした後、ロレンソはドゥカティに移籍したが、それからは厳しいスタートに耐えなければならなかった。マシンに適応するのことに苦労し、挙げ句の果てにはライディングポジションが誤っていたせいで冬のオフィシャルテストの成果が無駄になったことを認めていた。
ドゥカティのブレーキング時の強みを活かすことはロレンソにとって大きな学びのひとつとなり、親指で操作するリヤブレーキの使用に適応したことで、克服できたと感じたという。
「カタールでリヤブレーキを使い始めた」とロレンソは語った。
「前は、急いでブレーキングするときにしか使っていなかった。でも今ではより自然になったし、もっと使っていくよ」
「コーナーへの進入スライドを流れるようにやる時にバイクを止めることに役に立つ」
「体力面でも多少楽になる。まだ完全に自然にはできないけど、すぐできるようになるだろう」
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