MotoGP第8戦オランダGP、Moto2クラスは、オランダのTTアッセン・サーキットで決勝レースを行い、フランコ・モルビデリ(カレックス)が優勝。中上貴晶(カレックス)が3位表彰台を獲得した。
Moto2クラスの決勝レースは、気温17度、路面温度24度のドライコンディションで争われた。
スタートでホールショットを奪ったのはトーマス・ルティ(カレックス)。2番手からスタートした中上は3番手に後退。5周目にマティア・パシーニ(カレックス)、アレックス・マルケス(カレックス)に交わされ6番手となる。
だが、中上はすぐにペースを挽回。7周目の1コーナーで一気に2番手まで浮上。そして8周目で先頭を走っていたパシーニを交わしてトップに浮上。以降、中上がレースをリードする。
途中15周目付近で雨が落ち始めたことを示すレッドクロスフラッグが掲示されたが、雨が本格的に降ることはなかった。
残り7周のところで、後方から追い上げてきたモルビデリが、中上を交わしてトップに浮上するが、中上も食らいついてトップを奪い返す。そして残り6周で今度はモルビデリを交わしたルティが中上に仕掛けるが、ここでも中上はトップを守り続ける。
しかし、残り4周に入った周の1コーナーで中上はラインをはずして3番手に後退。ルティがトップに浮上する。その後、中上はペースを崩して5番手まで後退してしまう。だが、中上はまたすぐに体制を立て直して先頭グループを追う。
1 2