鈴鹿8時間耐久ロードレースは、スタートから5時間が経過した。レースは変わらずヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームがトップを走行している。
1周遅れになっていたMuSASHi RT HARC-PRO.ホンダが、ピットインのタイミングでトップのヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームと同一周回になる。
このスティントではヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームはアレックス・ロウズ。MuSASHi RT HARC-PRO.ホンダはジャック・ミラーがライディングした。
ロウズは再びミラーを1周遅れにすべくファステストラップを叩き出すが、ミラーは何とかこらえて安定したラップタイムで周回し、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームとの同一周回を保つ。
また、ピット作業でカワサキ・チームグリーンがF.C.C.TSRホンダを交わし、2番手に浮上。2番手カワサキ・チームグリーン、3番手F.C.C.TSRホンダと順位が入れ替わる。
5時間が経過しようとするころには、またしてもこの2チームによる2番手争いが激化。F.C.C.TSRホンダのドミニク・エガターがカワサキ・チームグリーンのレオン・ハスラムを最終シケインで交わせば、ハスラムが1コーナー進入でオーバーテイクをねらう。
しかしこれは抜き去るには至らず、ハスラムは1コーナーから2コーナーにかけてオーバーランを喫した。結局順位は変わらず、エガターが2番手、ハスラム3番手で5時間経過を迎えている。
5時間を経過した時点での順位は以下の通り。