今週末開催されるMotoGP日本GPを前に、ホンダが『日本グランプリファンミーティング』を10月10日にウエルカムプラザ青山で開催。レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサとイデミツ・ホンダ・チーム・アジアの中上貴晶が登場し、ファンの前で日本GPに対する意気込みを語った。
このイベントは10月13~15日にツインリンクもてぎで開催されるMotoGP第15戦日本GPに向けたファンミーティングで、平日昼間にも関わらず、多くのホンダファン、ロードレースファンが駆け付けた。
まず最初にMotoGP参戦ライダーであるマルケスとペドロサが登場し、トークショーを実施。ふたりは前半戦を振り返り、日本GPへの意気込みを語った。
現在ポイントリーダーのマルケスは「今シーズンの最初はとても苦戦したし、バイクのセッティングでも妥協しなければいけない部分もあったんだ。だけど夏以降は調子が上がり、バイクのフィーリングも良く、マシンにも楽しく乗れるようになった。後半戦もこの調子で戦いたいと思う」とシーズンを振り返る。
第4戦スペインGPで今季初優勝し、8度の表彰台を獲得しているペドロサは「ここまで良いレースをすることができていると思う。表彰台に何回か登ることができたし、優勝もすることができた。もちろんタイヤやバイクの調子によって難しいところもあるけど、全体的にはポジティブだよ」
日本GPの開催地ツインリンクもてぎで注目してほしいポイントを聞かれると、マルケスは「もっともエキサイティングに感じるのがバックストレートのあたりだ。そこでの頑張りが、レースの勝敗を決めるし、とても難しいんだよ。そこで見てほしいかな」と語り、ペドロサは「僕もマルクと同じで、バックストレートのあたりだ。そこがいちばんファンに近づいて走れるところだし、良い場所だと思う。それと、僕はトンネル(セカンドアンダーブリッジ)も好きなんだ。トンネルに入って、そのなかの爆音はすごいし、光のある方向に走っていくのがとても好きだね」と語った。
最後にふたりは日本GPへの意気込みをこう語る。