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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.11.14 15:33

MotoGP:ヤマハ 2017年第18戦バレンシアGP レースレポート

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MotoGP | MotoGP:ヤマハ 2017年第18戦バレンシアGP レースレポート

Rd.18 11月12日 バレンシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第18戦バレンシアGP
■開催日:2017年11月12日(日)決勝結果
■開催地:バレンシア/スペイン
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 ■路面温度:26度
■PP:M・マルケス(1分29秒897/ホンダ)
■FL:J・ザルコ(1分31秒576/ヤマハ)

REPORT

2017シーズン最終戦、ロッシが5位、ビニャーレス12位

 劇的な展開となったシーズン最終戦、Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシは終始、安定した走りを見せて5位を獲得。一方、午前中に行われたウォームアップ・セッションで転倒もあったチームメイトのM・ビニャーレスは、なかなかペースが上がらず12位となった。

 ロッシはグリッド7番手からスタートして、1周目はそのポジションをキープ。続いてJ・ミラー(ホンダ)とバトルとなり8番手に後退したが、7ラップ目にこれを抜き返して再び7番手へ。しばらく淡々とペースを守って走行したあと、A・イアンノーネ(スズキ)に仕掛けてパス、次にA・リンス(スズキ)に先行を許すなどバトルを再開。この頃、前方では転倒が発生して大きく順位が入れ替わっており、ロッシもこの影響を受けて5番手へと浮上した。このあとも前車との差を詰めていくことはできなかったが、最後までこのポジションを守り切ってチェッカー。トップから13.817秒差で5位を獲得した。

 一方のビニャーレスは、午前中に行われたウォームアップ・セッションのなかでマシンの最終調整を行ったものの、小さな転倒もあり、十分な成果を得られないまま決勝をスタート。グリッド13番手からオープニングラップでひとつ上げたあと、ペースアップに苦しみ15番手へ後退した。しかしこのあとD・ペトルッチ(ドゥカティ)をとらえて自信を取り戻し、さらに2ラップ連続で自己ベストを更新するなど1分32秒前半に上げるとB・スミス(KTM)をパス。これで一旦は10番手までポジションを上げたが、そのあと再びふたつ下げて12位でゴールした。トップとの差は35.012秒だった。

 この結果、シリーズポイントではロッシが合計208ポイントに伸ばしてランキング5位。ビニャーレスはYZR-M1デビューイヤーに合計230ポイントを挙げ、トップから68ポイント差でランキング3位を獲得した。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップに36ポイント差の2位、Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングでトップに70ポイント差の2位となった。

 これで2017シーズンは終了したが、11月14日火曜日には再びリカルド・トルモ・サーキットへ戻って2日間の公式テストに臨む。

ザルコが2位表彰台獲得! ファン・デル・マークも好走

 Monster Yamaha Tech3 TeamのJ・ザルコがシーズン最終戦で熾烈な優勝争いを展開。僅差で2位となった。絶好のスタートから終始ハイペースをキープし、終盤はD・ペドロサ(ホンダ)との一騎打ち。わずかに届かず0.337秒差の2位でチェッカーを受けた。

 一方のM・ファン・デル・マークはMotoGP参戦2戦目も最後まで順調に走り切った。グリッド9列目から16番手まで上がったあと、小さなミスの間にひとつ下げて17位でゴールラインを通過した。


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