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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.11.15 17:40
更新日: 2017.11.15 19:19

中上貴晶がMotoGP公式デビュー。ヤマハが新たなカウルを使用/バレンシアテスト初日

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MotoGP | 中上貴晶がMotoGP公式デビュー。ヤマハが新たなカウルを使用/バレンシアテスト初日

 スペインのバレンシア(リカルド・トルモ)サーキットにて、2018年シーズンに向けたMotoGPのオフィシャルテストがスタートした。テストは午前10時にスタート、ドライコンディションの下、午後5時まで走行が行なわれた。

 初日のトップタイムを記録したのはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスは、10回のコースインでトータル80周を回り、残り42分となった16時18分すぎの60周目に1分30秒189のファステストラップを記録、トップで初日をスタートした。

 それまでリーダーボードのトップにつけていたヨハン・ザルコ(ヤマハ)は15時30分すぎに1分30秒389を記録。ビニャーレスに逆転されたものの、7回のコースインでトータル53周を回り、2番手と好位置につけた。

 3番手に1分30秒501でマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは11時39分すぎにファステストを記録して、ザルコに逆転されるまでリーダーボードのトップをキープ。11回のコースインでトータル70周を回った。

 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分30秒519で4番手。ロッシは12時直前、2回目のコースインの4周目に10コーナーで転倒、マシンが大破したが、ロッシ自身は40分ほどでマシンを乗り換えて再びコース出ると、トータル63周を回り、残り51分となった49周目にベストラップを記録した。

 ドゥカティにマシンを乗り換えたジャック・ミラー(ドゥカティ)はコースオープン直後から周回を重ね、トータル57周を回り、54周目に1分30秒635でドゥカティ勢トップとなる5番手につけた。

MotoGP公式デビューを飾った中上貴晶
MotoGP公式デビューを飾った中上貴晶

 MotoGP公式デビューとなった中上貴晶(ホンダ)はトータル76周を回り、66周目に1分32秒723を記録、ルーキートップの17番手で初日を終えた。

 同じくMotoGPルーキーでMoto2チャンピオンのフランコ・モルビデリ(ホンダ)はトータル78周を回り、76周目に記録した1分32秒762で18番手。負傷欠場したトーマス・ルティ(ホンダ)の代役としてテストに参加した高橋巧(ホンダ)はトータル55周を回り、自己ベストとなる1分33秒569を記録したが、その翌周の残り1時間25分で転倒を喫し19番手。ルーキーのハビエル・シメオン(ドゥカティ)はセッション序盤に転倒を喫したが、1分34秒242で20番手。

トーマス・ルティの代役でテストに参加してる高橋巧
トーマス・ルティの代役でテストに参加してる高橋巧

 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)はセッション序盤にハイサイド転倒、タイムを記録することなく初日の走行を終えた。

 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)とアレックス・リンス(スズキ)はウイルス性の胃腸炎にかかり、そろって初日の走行を見合わせた。

初日のテストで登場したヤマハの新型空力カウル
初日のテストで登場したヤマハの新型空力カウル
初日のテストで登場したヤマハの新型空力カウル
初日のテストで登場したヤマハの新型空力カウル

 また、ヤマハは初日のテストから新たな空力カウルを投入。ビニャーレスとロッシが新型のカウルをつけて走行を行った。

 以下、バレンシアオフィシャルテスト初日のタイム結果。


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