MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシが、イタリア・モンツァで行われたシーズンオフ恒例のイベント『モンツァ・ラリーショー』に参戦し、3年連続6度目の優勝を達成した。
ロッシは今年もコドライバーにカルロ・カッシナを起用し、マシンも過去3度タイトルを獲得した際にもドライブした経験を持つフォード・フィエスタRS WRCを駆ったが、金曜日のセッションでマシンの車両重量が規定より7kg不足していたことから、10秒のペナルティを受けてしまう。
しかし、そこから盤石な走りでペナルティを跳ね返し、最終的に総合2位に対し5秒7のギャップをつけて競り勝った。
「今回は、もっともハードな1大会となった。4台に優勝の可能性があり、最後まで接戦だった」とロッシ。
「不運にもチームは金曜に車両重量のちょっとしたミスを犯してしまった。フロントライトの重量を加算していなかったんだ。馬鹿げたミスだった」
「セカンドステージ後に止められ、重量不足で10秒のペナルティが課せられることを伝えられ『終わった』と思ったけど、全力でアタックし、大きなリスクを背負った。マスタースレージの結果は残念だけど、このタイトルの方が重要なんだ。うれしいよ」
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