マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれているMotoGPクラスのオフィシャルテストは3日間の予定を終え、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がトップタイムを記録した。
最終日もドライコンディションで行なわれ、午前10時のセッション開始と同時に各ライダー走行を開始する。
開始11分でマルク・マルケス(ホンダ)が1分59秒897を記録してトップに浮上。10時27分にはアレックス・リンス(スズキ)が1分59秒795とファステストを更新。10時30分にはロレンソが1分59秒186と2日目のトップタイム(1分59秒355)をクリアしてトップに浮上する。
さらに直後の10時31分にはダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分59秒009を記録する。セッション序盤から好タイムが連発されるなか、11時45分にロレンソが1分58秒830と、2015年2月に記録されたセパンのオフィシャルテストベストラップ(1分58秒867)を更新するファステストを記録した。
このタイムを上回る者は現れず、ロレンソが3日目トップに立った。
ロレンソはトータル48周を周回、11回のコースインで、2分00秒台を15回、1分59秒台を3回、1分58秒台を1回記録。3日間総合でもトップで今年1回目のテストを締めくくった。
2番手に1分59秒009でペドロサが続いた。ペドロサはトータル58周を回り、9周目にベストラップを記録。9回のコースインで連続15ラップのロングランも行ない、2分00秒台を22回、1分59秒台を2回記録した。