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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.03.19 15:54
更新日: 2018.03.20 02:01

ヤマハ 2018MotoGP第1戦カタールGP レースレポート

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MotoGP | ヤマハ 2018MotoGP第1戦カタールGP レースレポート

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦カタールGP
■開催日:2018年3月18日(日)
■開催地:ロサイル/カタール(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度
■路面温度:23度
■PP:ヨハン・ザルコ(1分53秒680/ヤマハ)
■FL:アンドレア・ドビジオーゾ(1分55秒242/ドゥカティ)

ロッシが開幕戦3位表彰台、ビニャーレスは6位入賞

 モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシが、2018シーズン開幕戦で3位表彰台を獲得。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスも1周目の15番手から6位まで挽回し、貴重なポイントを獲得した。
 
 ロッシは8番グリッドから絶好のスタートを切り、オープニングラップで4番手に浮上。さらに表彰台圏内を目指してダニ・ペドロサ(ホンダ)との差を詰めてゆき、2ラップ目を終えたメインストレートでこれに並んで3番手に浮上した。
 
 前をいくのはザルコとマルク・マルケス(ホンダ)。速いペースではあったがロッシはこのふたりを逃がさないよう1分55秒台をキープする作戦をとる。そして5ラップ目にはマルケスをパスして、いよいよザルコに照準を合わせ11ラップ目の第1コーナーではらんで、マルケスとドビツィオーゾ(ドゥカティ)に先行を許してしまった。
 
 最後の5ラップでは、ドビツィオーゾとマルケスには届かなかったものの、ザルコをパスして安定した走りで追いすがる後続を突き放し、トップから0.797差の3位でチェッカーを受けた。
 
 一方のマーベリック・ビニャーレスは慎重なスタート。予選12番手から15番手へ後退したが、徐々にリズムをつかむと3ラップ目からチャージを開始し、トップグループと同等のペースで周回を続けて少しずつ近づいていった。
 
 残り10ラップになったところで、アレックス・リンス(スズキ)とホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がリタイアし、ビニャーレスは10番手へ。次のラップではジャック・ミラー(ドゥカティ)を、さらに1ラップ後にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)をパスして8番手に浮上した。
 
 この時点でトップグループを視野に捉えたビニャーレス。その差は2.5秒ほどあったが、ハイペースをキープして残り3ラップでついにペドロサの背後に迫り1ラップ後にパス。さらにザルコもパスすると、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)にも迫るがわずかに届かず6位でチェッカーを受けた。
 
 この結果、ロッシはランキングトップから9ポイント差の3位。ビニャーレスは15ポイント差の6位。またコンストラクターランキングでは3位、チームランキングではモビスター・ヤマハ・MotoGPが3ポイント差の2位につけている。

マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ・MotoGP)

■ザルコが優勝争いを展開し8位。シャーリンは初のMotoGPで2ポイント獲得


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