全日本ロードレース選手権第4戦は6月17日、スポーツランドSUGOでJSB1000クラスのレース2が行われ、中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が前日のレース1に続いてポール・トゥ・ウィンを達成。今季6勝目を飾った。
好スタートを切ってホールショットを奪ったのは高橋巧（Team HRC）。そのままオープニングラップを制した。
2周目に入った途端に2番手を走行していた髙橋裕紀（MORIWAKI MOTUL RACING）をかわした中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が高橋巧の背後につける。高橋巧と中須賀のトップ争いはあっという間に後続を引き離して一騎打ちに。
6周目のシケインで中須賀がトップ浮上。後方では翌周に野左根航汰（YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5）が追い上げに成功して高橋裕紀をとらえて表彰台圏内に。
レース中盤。高橋巧は中須賀の背後にぴたりとつけたまま周回を重ねる。野左根は3番手単独走行に。
16周目。1コーナーで高橋巧がラインを大きく外す。これで中須賀と高橋巧は1秒差に。
残り5周。高橋巧がペースアップして中須賀との差を0.3秒に詰めると、残り3周でついにバックストレートで高橋巧が中須賀に並んだ。
しかし高橋巧は止まりきれずにコースアウト。すぐにコース復帰したものの、中須賀から大きく遅れてしまった。
残り周回は中須賀がトップ独走でダブルウイン。2番手でコース復帰した高橋巧も単独走行のままチェッカーを受け2位。野左根が3位表彰台を得た。
以下、第4戦JSB1000レース2の順位結果。
1 2
