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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.06.29 18:58
更新日: 2018.06.29 19:29

ヨシムラが鈴鹿8耐参戦体制を発表。津田、ギュントーリに加え新たに2名のライダーを招集

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MotoGP | ヨシムラが鈴鹿8耐参戦体制を発表。津田、ギュントーリに加え新たに2名のライダーを招集

 ヨシムラジャパンは29日、7月26~29日にかけて鈴鹿サーキットで開催される2017-2018 FIM世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の参戦体制を発表した。

 ヨシムラは、6月9日発表の鈴鹿8耐暫定エントリーリストで、全日本ロードレース選手権JSB1000クラス参戦ライダーであり、同チームのエースである津田拓也と、2014年スーパーバイク世界選手権(SBK)チャンピオン、シルバン・ギュントーリの2名の起用が明かされており、最後のひとりが誰になるのか注目を集めていた。

 今回の発表では、津田、ギュントーリに加え、全日本ロードJSB1000クラス参戦ライダーである渡辺一樹と、ブリティッシュスーパーバイク選手権に参戦中のブラッドリー・レイの2名を招集すると明かした。

 ヨシムラは津田、ギュントーリ、一樹、レイのなかから事前テストの結果や体調などを考慮した上で、ベストの3名を選んで鈴鹿8耐本番に挑むという。

「ヨシムラスズキMOTULレーシングチームは第41回目となるFIM世界選手権鈴鹿8時間耐久ロードレースに、スズキMotoGPテストライダーであるシルバン・ギュントーリ、津田拓也の両選手、そして、非常に競争の激しいイギリス選手権スーパーバイククラスで今年既に2勝し、成長著しいブラッドリー・レイ選手、また、全日本選手権に今年からヨシムラスズキMOTULレーシングに加入し、確実にポテンシャルを見せている渡辺一樹選手の4名を招集することになりました」とチームを率いる加藤陽平監督。

「この4人のなかから事前テストの結果や体調などを考慮した上で、ベストな3人をセレクトし、本番に挑むことになりました。今年の8耐では3連覇のヤマハファクトリーに加え、ホンダファクトリーも復活参戦、そしてカワサキからは世界チャンピオンの参戦と、非常に強力で豪華なライバル陣営となりました。我々ヨシムラスズキはライバルチームを倒すべく今まで以上にスズキと強力なタッグを組んで、2年目となるGSX-R1000Rレーサーの速さに磨きをかけて0.1秒、そして更に0.1秒を掴み取るテストを進めています」

「昨年は1周半で転倒してしまい非常に悔しい思いをスズキファン、ヨシムラファンの皆さんにさせてしまいました。今年の8耐では2年分のワクワクと、喜びを応援して頂く全ての皆さんへファクトリーチームへの“挑戦”と、ライダー達の“強さ”、そして素晴らしい“チームワーク”で届ける事を誓います!」

「新型GSX-R1000も全日本のレースを重ねるごとに開発が進んでおり、戦闘力の高い状態で決勝を戦うことが出来るでしょう。8耐に勝つ為にこのGSX-R1000をデビューさせたスズキさんからの期待や、いつも強力に応援して頂いているヨシムラファンの皆さんの期待を背負って、信頼できる3名のライダーとともにチーム一丸となって5回目の勝利に向かって全力疾走したいと思います」

 ヨシムラのライダーとして招集された一樹は「まず歴史あるヨシムラスズキMOTULレーシングのライダーとして鈴鹿8耐のメンバーのひとりとして名を連ねる事ができることを誇りに、そして感謝したいと思います」と次のようにコメント。


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