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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.10.11 14:03
更新日: 2018.10.11 14:04

MotoE:グレシーニレーシングがイタリア選手権2位のライダーを起用

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MotoGP | MotoE:グレシーニレーシングがイタリア選手権2位のライダーを起用

 グレシーニレーシングは10月10日、電動バイクレース、『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)のライダーにマッテオ・フェラーリを起用することを発表した。

 MotoEは2019年から新たに始まる電動バイクの新シリーズ。2019年シーズンはエネルジカ・モーターカンパニーのスーパーバイクであるエネルジカ・エゴ・コルセのワンメイクで全5戦が予定されている。

 参戦するのは、MotoGPクラスに参戦するチームからは各2名、Moto2クラスとMoto3クラス参戦チームは各1名の12チーム計18名のライダーとなる。

 グレシーニレーシングから参戦することとなったフェラーリは、2013年から2015年までMoto3クラスに参戦し、2016年からはイタリア選手権のスーパーバイククラスに参戦している。

 2018年シーズンは12レース中2勝を挙げ表彰台は8回、ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピロに続きランキング2位を獲得した。スーパーバイク世界選手権のSTK1000クラスにも出場しイタリアラウンドで優勝している。

マッテオ・フェラーリが駆るMotoEマシン
マッテオ・フェラーリが駆るMotoEマシン

 21歳のフェラーリは「新しい世界選手権に参戦することは本当にエキサイティングだ。このクラスで最年少のライダーのひとりになるから、とてもやる気が湧いている」とコメント。

「これは素晴らしいチャレンジで、グレシーニレーシングのような一流チームで世界選手権に戻ってこられる重要な機会だ」

「バイクについてはまだ理解していないが、ヘレスでの最初のテストで走らせることになる。自分にとって大きな変化で、最大限の結果を得られるようにベストを尽くす」

 また、グレシーニレーシングはトレント自治県とパートナーシップを結ぶことも発表。トレント自治県は、イタリア北部にあるトレンティーノ=アルト・アディジェ特別自治州に属する県で、一般にトレンティーノと呼ばれる。

 トレンティーノは長い間、モビリティ、観光、国際マーケティングに関するグリーンプロジェクトに積極的に関わっている。そのプロジェクトが目指す目標に適合することから、低騒音でゼロエミッションのバイクであるMotoEに参戦するグレシーニレーシングと協力関係を結ぶことにしたようだ。

 それに伴い、チーム名はチーム・トレンティーノ・グレシーニ(Team Trentino Gresini)となる。グレシーニレーシングはMotoEに2名のライダーを参戦させる予定であるため、第2ライダーの発表が待たれる。

Team Trentino GresiniのMotoEマシン
Team Trentino GresiniのMotoEマシン


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