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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.01.31 08:53
更新日: 2019.01.31 08:54

全日本ロード:井筒率いるウィルレイズレーシングがJSB1000参戦。柳川と18年ぶりにタッグを組む

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MotoGP | 全日本ロード:井筒率いるウィルレイズレーシングがJSB1000参戦。柳川と18年ぶりにタッグを組む

 全日本ロードレースに参戦するwillraise racing RS-ITOHは1月30日、都内で体制発表会を実施。2019年シーズンは、最高峰のJSB1000クラスに柳川明を、ST600クラスに和田留佳を起用して参戦する。

 2014年に誕生したウィルレイズレーシングは、カワサキ、ホンダのワークスライダーを経験した井筒仁康が自らの経験を後進に伝えるために立ち上げたプライベートチームだ。

 チーム発足時はJ-GP2クラスに井筒の1台体制で参戦していたが、2016年は石塚健が加入し2台体制に。2018年は石塚、和田の2台体制でJ-GP2クラスに挑み、井筒は監督業に専念した。

全日本ロード最高峰、JSB1000に挑戦するwillraise racing RS-ITOH
全日本ロード最高峰、JSB1000に挑戦するwillraise racing RS-ITOH

 2019年は念願だったという全日本ロードの最高峰、JSB1000に柳川を起用してフル参戦。マシンは2019年型カワサキNinja ZX-10RRのレースベース車両、タイヤはブリヂストンという組み合わせでゼッケンは87番を使用する。

willraise racing RS-ITOHのカラーリングが施されたカワサキNinja ZX-10RR
willraise racing RS-ITOHのカラーリングが施されたカワサキNinja ZX-10RR

 また若手育成枠では和田を継続起用しST600に参戦。両クラスともに監督は井筒が務める。

 チームを率いる井筒監督は「念願だったJSB1000に参戦することが決まりました」とJSB1000参戦の思いを語る。

「今は開幕をすごく心待ちにしていますが、まだマシンがそろっていませんし、開幕までに準備することが多くありすぎて喜び以上に不安もあります。ですが、JSB1000に挑戦できる幸せをすごく感じています」

「ベテランライダーの柳川選手は、僕が現役を走ってたときと同じ時代のライダーの魅力を今の若手に伝えていきたいという同じ気持ちを持っています。柳川選手の魅力でひっぱっていける部分もありますし、僕が持っていない能力をチームに受け継いでいほしい」

「まだ若手を1000ccのバイクに乗せるというチームではないので、1000ccのベースをしっかりつくるためのライダーとして柳川選手は適任だと思います。まずはプライベートのなかでトップ、チャンスがあれば優勝、表彰台を狙える位置にいたいです」

「和田選手に関しては18歳という若さで、去年はJ-GP2で苦戦しました。今年はST600に参戦し原点に戻って、ライダーの技量を培ってもらい成長を見ていきたいと思います」

■井筒と18年ぶりタッグを組む柳川「レースベース車両でもできることを証明する」


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