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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.04.21 13:30
更新日: 2019.04.21 20:49

ホンダ高橋巧、完全勝利。レース2も独走で制しダブルウイン飾る/全日本ロード第2戦鈴鹿

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MotoGP | ホンダ高橋巧、完全勝利。レース2も独走で制しダブルウイン飾る/全日本ロード第2戦鈴鹿

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは4月21日、鈴鹿サーキットで第2戦の決勝レース2が行われ、高橋巧(Team HRC)が独走優勝し、第2戦でダブルウインを達成した。

 土曜日のレース1は、ドライコンディションのもと14周で争われ、高橋巧がポール・トゥ・ウインで2019年初優勝。2位は渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、3位は野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)という結果だった。開幕戦でダブルウインを決めた中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はデグナーカーブで転倒を喫しリタイアとなった。

 レース2は39台が出走。レース1よりも4周多い18周で争われた。スターティンググリットは、予選で記録した各ライダーのセカンドベストタイムによって決まり、高橋巧がポールポジションを獲得。2番手グリッドには中須賀、3番手グリッドには渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)がつける。

 午前8時から行われた15分のウォームアップ走行では、高橋巧が2分5秒183でトップタイムをマーク。中須賀は2分6秒248で2番手で終えた。

 レース2は、曇り空のなか、手元の集計で気温20度、路面温度33度のドライコンディションで午後11時にスタート。スタートでは、渡辺一馬がホールショットを奪うが、2コーナーですぐに高橋巧がインを指してトップを奪取。2番手スタートの中須賀は、スタートで出遅れ、7番手まで後退。2番手に渡辺一馬、3番手に水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)という並びで1周目を終える。

 トップの高橋巧は2周目に入ると2番手を引き離し始め独走態勢を築きあげ始める。高橋巧の後方では7台の集団が2番手争いのグループを形成。渡辺一馬を先頭に、水野、加賀山就臣(ヨシムラスズキMOTUL)、渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、野左根、中須賀、岩戸亮介(Kawasaki Team GREEN)の並びで、それぞれバトルを繰り広げながら周回する。

 4周目に入るとホームストレートで野左根が中須賀を交わして5番手に浮上。中須賀は2番手グループの最後尾に下がる。

 2番手争いのグループは5周目に順位が大きく動く。野左根は5周目に渡辺一樹、加賀山、水野を交わして3番手に浮上。中須賀もバトルの隙をついて6番手から4番手に上がってきた。

 7周目に入ると2番手争いは、渡辺一馬、野左根、中須賀、加賀山、水野、岩戸、渡辺一樹の並びで周回を重ねる。8周目終わりには、4番手の中須賀が野左根を交わして3番手浮上。ホームストレートで渡辺一馬の後ろにぴたりとつけて、抜く機会を伺う。

■後半戦も2分5秒台で周回する高橋巧。3番手争いはファイナルラップまで続く


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