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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.17 16:08
更新日: 2019.07.10 17:50

2019年鈴鹿8耐暫定エントリーリストが発表。カワサキ・チームグリーンは出場辞退

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MotoGP | 2019年鈴鹿8耐暫定エントリーリストが発表。カワサキ・チームグリーンは出場辞退

 モビリティランドは17日、2019年7月25日~28日に鈴鹿サーキットで開催される2018-2019FIM世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会の暫定エントリーリストを発表した。

 毎年7月末に開催されるバイクレースの真夏の祭典、鈴鹿8耐。先日6月14日に出場権保有チームが発表されていたが、今回は暫定のエントリーリストの発表となった。

 エントリーリストで明らかになったのは、2018年の鈴鹿8耐で3位表彰台を獲得し、シード権を得ていたKawasaki Team GREENの欠場だ。

2018年の鈴鹿8耐でヤマハファクトリーとトップ争いを繰り広げたKawasaki Team GREEN
2018年の鈴鹿8耐でヤマハファクトリーとトップ争いを繰り広げたKawasaki Team GREEN

 カワサキ・チームグリーンは、カワサキのオートバイを販売するカワサキモータースジャパンが母体となるチームだ。チームは1982年に誕生し、全日本モトクロス選手権へ参戦。翌年の1983年からは全日本ロードレース選手権への参戦を開始した。

 鈴鹿8耐では、川崎重工業が1984年にファクトリー(ワークス)活動を休止して以降、1985年からカワサキのメインチームとして参戦していた。1992年には鈴鹿8耐参戦を休止、1993年~2001年まで再びカワサキワークスが鈴鹿8耐に参戦する。

 鈴鹿8耐への参戦休止以降、カワサキ・チームグリーンは全日本のモトクロスとロードレースを中心に戦うが、2014年に鈴鹿8耐に復帰。2016年と2017年に2位、2018年は3位と3年連続で表彰台に登っている。

 2019年、カワサキは川崎重工業直系のワークスチーム、Kawasaki Racing Teamを18年ぶりに復活させて鈴鹿8耐に参戦。2019年からカワサキ・チームグリーンを率いる黒川治監督への取材と今回発表された内容によれば、カワサキのメインチームはカワサキ・レーシング・チームとなるため、カワサキ・チームグリーンは出場を辞退する形になったようだ。なお、カワサキ・チームグリーンのスタッフはカワサキ・レーシング・チームに入る予定だという。

 カワサキ・チームグリーンと、同じくシード権を得ていたTeam Motorrad 39が出場辞退となったため、icu RT 中日本自動車短大モトキッズ三陽とプラスワンMCRTが繰上げで出場権を獲得した。

 なお、EWCに年間エントリーしているSRCカワサキ・フランスはゼッケン11を使用。6月初旬に鈴鹿で行われたメーカー合同テストに参加し、同じくゼッケン11をつけて走ったカワサキ・レーシング・チームのナンバーはエントリーリストではTBAとなっている。

 発表された2019年の鈴鹿8耐暫定エントリーリストは以下の通りだ。


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