スーパーバイク世界選手権(SBK)第2戦エストリルラウンドでトップ3に入ったライダーたちが週末を振り返った。
■SBK第2戦エストリル 決勝レース1
・Aruba.it Racing – Ducati
スコット・レディング(レース1:優勝)
「いい勝利だった。アラゴンのレース2のことは忘れよう。今日は激しいバトルに勝って満足している。レース中、ずっとプレッシャーを感じていたけど、それが大きな後押しになった。ミスをすることなく常に集中力を維持し、おそらく初めてジョナサン(・レイ)よりも良いスタートを切り、最初のコーナーで彼を抜くことができた。タイヤ選択はそれが最善だったかどうかは分からない。正直、レイがくると思っていたので最終ラップは少し心配だった。明日は簡単ではない選択をすることになるだろう」
・Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(レース1:2位)
「好スタートから(スコット・)レッディングについていった。彼はとくにセクター2が非常に速かったので、最初から最後まで、彼とのギャップを詰めるためにトライし続けた。常にトップを目指していたけど、とても難しいチャレンジだった。終盤には(ジョナサン・)レイが迫ってきたので、トップを狙いながら同時に2位キープにも力を尽くす必要があった。表彰台に上れたことはうれしいけど、大好きなこのコースで調子も良かったので、何とかもうひとつ上のポジションを手にしたかった」
・Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(レース1:3位)
「昨日までは少し違う感覚だったが、今日はバイクを大幅に改善することができた。そして、スーパーポールを獲得したことでグリッドの最前列を確保できた。しかし、エストリルのストレートはとても長い。僕はミスを犯し(マイケル・ルーベン・)リナルディにも交わされてしまった。僕はグリップを少し失い彼らに追いつくために懸命に走る必要があった」
「リナルディをかわした後は、自分のリズムがトップのふたりと同じだと感じていたけど、どこでパスできるか本当に分からなかった。昨年はここでひどかったので、表彰台に上がることができてうれしいよ。今朝はリズムがよかったので、レースでもそれを続けることができた。自分がどこで負けているかは明らかだったけど、今それを修正するのは難しい。少しづつ改善していくよ」