MotoGP第12戦イギリスGPの予選がシルバーストン・サーキットで行われ、MotoGPクラスの予選でフロントロウを獲得したポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が会見に出席。予選を振り返った。
■ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)/予選:ポールポジション
「オーストリアでの2連戦はきついレースだったから、(このポールポジション獲得は)ちょっと衝撃的だったよ。信じられない気持ちだ。僕は毎日、ちょっとずつでもよくしようとしている。懸命に取り組んでいるんだ。けれど、結果が出なかった」
「ここではずっと楽になっている。コース、低い気温。そして、コース上では特にグリップがある。自分のライディングスタイルをうまく生かす必要があると思ったんだ。ピットでのバイクの、ちょっとした問題点を忘れるためにもね。それから、このポールポジションは、ホンダにとってもよかった。今日はこの喜びを楽しもうと思う。明日はまた違う1日になるだろうけれどね。ただ、今日のポールポジションは優勝にも値するよ」
「今は、あまり明日のことを考えたくはないんだ。今年はかなり苦戦してきた。今はこの瞬間を大事にしたいんだ。もちろん、明日のためにやることはやるし、全力を尽くすけれど、明日何が起こるのか、とは考えを巡らせたりしないよ。今は、(このポールポジションを)楽しむときだ。長いこと、こういう状況にはいなかったわけだから。苦労してきただけに、ふさわしい結果だと思うんだ」