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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.12.31 11:30
更新日: 2021.12.31 20:47

ロイヤルエンフィールドが『Himalayan』の新モデルを日本で販売開始。南極走破プロジェクトも成功

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MotoGP | ロイヤルエンフィールドが『Himalayan』の新モデルを日本で販売開始。南極走破プロジェクトも成功

2021年12月15日
プレスリリース

Royal Enfieldが、ユーロ5規制に対応し新色も加わった「Himalayan」の新モデルを日本で販売開始
ー専用ナビシステム「Tripper」と切替可能なオフロード走行モードを標準装備ー

 2016年に誕生したHimalayanは、世界中でアドベンチャーツーリングというカテゴリーを切り開き、アドベンチャーライダーのコミュニティを拡大してきました。発売以来、アジア太平洋地域では4,000名以上のライダーが様々な地域でHimalayanを走らせており、2017年には「Best LAMS Adventure Bike」を受賞するなど、ライダーの絶対的なパートナーとして支持されています。

 排気ガス規制のユーロ5に対応した新しいHimalayanのラインナップには、従来の「Rock Red」「Lake Blue」「Gravel Grey」に加え、新たに地形にインスパイアされた個性的なカラー「Mirage Silver」「Granite Black」(マットとグロスの混合)「Pine Green」が追加されました。

ロイヤルエンフィールドHimalayan
ロイヤルエンフィールドHimalayan

 また、スイッチで切り替え可能なオフロード走行モードと、独自のターンバイターンナビゲーションシステム「Royal Enfield Tripper」が標準搭載されています。GoogleマップをベースとするTripperは、目的地までの最適なルートを表示するモーターサイクル専用のナビゲーションシステムで、スマートフォンにロイヤルエンフィールドのアプリをインストールし、バイクをペアリングするだけで使用することができます。

 ロイヤルエンフィールド、アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリーは、Himalayanの歩みと新モデルの発売について次のように述べています。

「ロイヤルエンフィールドのHimalayanは、短期間で世界のアドベンチャーツーリングに新たなカテゴリーを開拓し、真のグローバルモーターサイクルとしての地位を確立するとともに、数々の地域で最も人気のあるロイヤルフィールド・モーターサイクルの一つとなりました」

「2016年にインドで発売されたHimalayanは、カテゴリー初となる、非常に多機能で身近なモーターサイクルでした。長年にわたり、ライディングコミュニティからのフィードバックを受けながらデザインと機能性を一貫して進化させ、全体のライディング体験を向上させてきました」

「その結果、世界中の何百万人ものアドベンチャー好きな方々に共感していただき、新たなバリエーションを増やすことができました。新たなHimalayanの発売により、私たちは世界中のアドベンチャーツーリング市場をさらに活性化できると信じています」

ロイヤルエンフィールドHimalayan
ロイヤルエンフィールドHimalayan

 日本における新しいHimalayanの販売価格は以下の通りです。

Mirage Silver: 706,200円(税込)
Granite Black: 729,300円(税込)
Pine Green: 729,300円(税込)

<Himalayanについて>
2016年に誕生したHimalayanは、ロイヤルエンフィールドが50年以上にわたってヒマラヤ山脈を走破してきた経験からインスピレーションを得た、シンプルで高性能な「どこにでも行ける」モーターサイクルです。その汎用性の高さ、シンプルさ、有能さから、Himalayanは世界中のモーターサイクル専門家から真に有能なアドベンチャーツアラーとして認められています。ヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカ、東南アジアを含む複数の地域で販売されており、ロイヤルエンフィールドの主要なモーターサイクルの一つとして、世界中のライダーから反響を得ています。

2021年12月23日
プレスリリース

Royal Enfield、史上初のバイクによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」に成功
ー南緯87度から南極点までの400kmを、28日間かけて走破ー

 世界最古のモーターサイクルブランドであるロイヤルエンフィールドは、アドベンチャーバイクの「Himalayan」で南極点を目指すプロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」を無事成功させ、歴史に名を刻みました。この試みは、ロイヤルエンフィールドのビジョンである「Pure Motorcycling(純粋なモーターサイクリング)」へのコミットメントを改めて表明するとともに、これまでモーターサイクルの歴史を作り上げてきたライダーや冒険家たちへの敬意を表したトリビュートプロジェクトです。

 ロイヤルエンフィールドのライド&コミュニティ部門リーダーであるSanthosh Vijay Kumarと、製品開発部門のシニア・エンジニアであるDean Coxsonの2名は、2021年11月26日に南アフリカのケープタウンを出発し、南極のノボ(Novo)に到着したあと、4日間の高所順応、物資の積み込み、装備やモーターサイクルのチェックを行いました。ノボから9日間かけ、チームは気温-30~-25度、風速60kmという極限の気候条件の中、ロス棚氷に向かって3,200kmの距離を走破しました。

南極大陸の南極点にて、ロイヤルエンフィールドHimalayanとチーム
南極大陸の南極点にて、ロイヤルエンフィールドHimalayanとチーム

大陸の最南端に位置するロス棚氷は、南極点を目指すライダーたちの出発地点として指定されていましたが、予期せぬブリザード発生のため、南緯86度ではなく87度からスタートするコースに変更されました。道路の寸断や迂回といった予期せぬ事態も乗り越え、チームは12月16日に無事南極点に到達し、新たな歴史を作りました。現在、チームは南極大陸西部のユニオン氷河に向かっており、そこからチリのプンタ・アレーナスへ飛び立つ予定です。

 今回のプロジェクトでは、2台のHimalayanを自社で改造し、南極の過酷な環境下で雪や氷をも走行できるように機能アップを図りました。また南極まで圧雪されたコースを走行することで、モーターサイクルと雪の抵抗を減らし、排出ガスを極限まで抑制しました。ロイヤルエンフィールドはこのプロジェクトにおいて、雪で消えてしまうタイヤ痕以外は何も痕跡を残さぬよう配慮しています。

 ブランドが掲げる「#LeaveEveryPlaceBetter(あらゆる場所をより良くする)」というイニシアチブに基づき、チームは人間の排泄物を含む全ての廃棄物を持ち帰り、適切に処理することを徹底しています。


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