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MotoGP ニュース

投稿日: 2022.10.07 08:00
更新日: 2022.12.28 12:29

バウティスタが完全制覇のカタルーニャ。3レースで独走優勝を飾る/SBK第8戦

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MotoGP | バウティスタが完全制覇のカタルーニャ。3レースで独走優勝を飾る/SBK第8戦

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第8戦カタルーニャラウンドがスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、レース1、スーパーポール・レース、レース2の3レースでアルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が優勝を飾った。
 
 野左根航汰(GYTR・GRTヤマハ・ワールドSBKチーム)は、レース2を15位でゴールし、ポイントを獲得している。
 
 土曜日に行われたスーパーポールでは、チームHRCのイケル・レクオーナが初のポールポジションを獲得。アレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)が2番手、ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)が3番手となり、チャンピオンシップでランキングトップにつけるバウティスタは5番手、ランキング2番手のトプラク・ラズガットリオグル(パタ・ヤマハwith BrixxワールドSBK)は8番手からのスタートとなった。野左根は15番手となり、5列目から決勝レースに臨んだ。
 

■レース1:5番手スタートのバウティスタが独走優勝

 レース1は気温22度、路面温度32度のドライコンディション。ホールショットを奪ったのはバウティスタだった。その背後に好スタートを切った8番グリッドスタートのラズガットリオグルがぴたりとつけ、3番手にロウズが続く。フロントロウからスタートしたレイはオープニングラップで後退し、7番手を走行する。
 
 トップのバウティスタと2番手のラズガットリオグルとの差は少しずつ開いていく。また、トップ2と3番手との差も大きく開いており、6周目にロウズをかわして3番手に浮上したレクオーナが隊列を率いる形となった。
 
 9周目、アクセル・バッサーニ(モトコルサ・レーシング)と接戦を繰り広げていたレイが、バッサーニをかわして5番手に浮上する。レイは14周目の1コーナーでチームメイトのロウズをかわし、その翌周にはレクオーナをオーバーテイクして、ついに3番手に浮上した。この時点で2番手のラズガットリオグルとの間には1.5秒以上の差がある状況だったが、レイはじりじりとその差を詰めていく。
 
 残り4周、レイがラズガットリオグルをオーバーテイクし、2番手に浮上した。ラズガットリオグルはさらにギャレット・ガーロフ(GYTR・GRTヤマハ・ワールドSBKチーム)にかわされ4番手に後退すると、その後もロウズやマイケル・ルーベン・リナルディ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)に迫られる苦しい展開となる。
 
 トップを走っていたバウティスタは独走態勢を崩すことなく、優勝を飾った。2位はレイ。3位はガーロフが獲得している。ガーロフにとっては2021年イギリスラウンドのレース2以来の表彰台獲得となった。ラズガットリオグルは残り2周でリナルディにもかわされ、5位。野左根は16位でゴールしている。
 

■レース2:ドゥカティがワン・ツー。レイは表彰台を逃す


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