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MotoGP ニュース

投稿日: 2023.09.19 18:54
更新日: 2023.10.26 13:12

ブリヂストン、EWCで3連覇達成。2023年はフル参戦組3チームに『BATTLAX』を供給し、ランキング1-2に輝く

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MotoGP | ブリヂストン、EWCで3連覇達成。2023年はフル参戦組3チームに『BATTLAX』を供給し、ランキング1-2に輝く

 株式会社ブリヂストンは、9月16~17日にフランスのポール・リカール・サーキットで開催された『2023FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース』において、タイヤをサポートするYART Yamaha Official EWC Teamがチャンピオンを獲得したことを報告した。

 モータースポーツ活動開始から60周年の節目を迎えるブリヂストンは、四輪・二輪問わず、国内外のさまざまなモータースポーツをサポートしている。二輪車用プレミアムタイヤブランドの『BATTLAX』は、シリーズ誕生から40周年を迎え、高いグリップと耐久性、ハンドリングのし易さを兼ね備えている。

 そんな『BATTLAX』を、2023年シーズンのEWCにおいてフル参戦の3チームにサポートしている。また、唯一日本での開催となる鈴鹿8耐においても2023年は16チームをサポートし、2006年から連続でチャンピオンを獲得して16連覇を成し遂げるなど、圧倒的な強さを誇っている。

 EWCにおいては開幕戦ル・マンで2位、第2戦スパでは優勝を果たしたYART Yamaha Official EWC Teamがチャンピオンを獲得した。第3戦鈴鹿8耐ではトラブルに見舞われてランキング2位となっていたが、最終戦ボルドール24時間において、ランキング首位のF.C.C. TSR HONDA FRANCEがトラブルに見舞われてリタイアとなった。そのため、4位でフィニッシュしたYART Yamaha Official EWC Teamが、チームとしては14年ぶりとなるチャンピオンに輝いた。

ブリヂストン、二輪用タイヤ『BATTLAX』がEWCにおいて3年連続のチャンピオンを獲得
ブリヂストン、二輪用タイヤ『BATTLAX』がEWCにおいて3年連続のチャンピオンを獲得

 そしてランキング2位には、717周を走破して優勝を飾ったYOSHIMURA SERT MOTULが入り、『BATTLAX』のサポートを受ける2チームが1位、2位を占めた。ブリヂストンとしては3年連続、4度目のチャンピオン獲得となった。

■株式会社ブリヂストン モータースポーツ部門長 内田達也
「EWCシリーズチャンピオンを獲得された『YART Yamaha Official EWC Team』のライダー、チームおよび関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。『YART Yamaha Official EWC Team』は、開幕戦のル・マン24時間で2位、第2戦のスパ24時間で優勝となるなど、シーズンを通して高いチーム力でチャンピオンにふさわしい走りを披露されました」

「我々ブリヂストンも、耐久レースという『極限』の状態下でライダーとマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すタイヤの供給を通じて、『YART Yamaha Official EWC Team』のシリーズチャンピオン獲得に貢献できたことを大変嬉しく思っています。また、応援してくださったモータースポーツファンの皆様とタイヤ開発にお力添え頂いたチームの皆様に心より感謝申し上げます」

「ブリヂストンは、来シーズンもモータースポーツへの情熱を胸に、より高品質・高性能なタイヤを開発・供給することに挑戦し続け、チームの一員として足元からサポートチームのシリーズチャンピオン獲得に貢献したいと考えています」

■マンディ カインツ(YART Yamaha Official EWC Team チームマネージャー)
「長年の目標であったEWCシリーズチャンピオンを、ブリヂストンとともに獲得することができたことを大変嬉しく光栄に感じています。ライダーたちは本当によくやってくれました。今シーズンは毎回、レースをリードしました」

「ル・マンでは転倒がありましたが、スパ・フランコルシャンは、いくつか問題がありながらも完璧なレースをしました。また鈴鹿でも非常に素晴らしいペースを見せてくれたのですが、ほんの小さなトラブルにより夢の表彰台を逃してしまいました。この大会では特に、彼らを誇りに思いました。リタイアしそうなところでしたが、彼らは決して諦めず、最後尾から22位まで挽回したのです」

「またボルドールでは厳しい戦いになり、慎重に走行し4位に入賞しました。私にとっては彼らこそがヒーローであり、真の耐久レースライダーです。常にファイティング・スピリットを持ち続け、勇敢で決意にあふれ、ついに今回はその努力を実らせたのです」

「このタイトルは私たちにとって、さまざまな意味を持ちます。チーム全員が大変な仕事を続けてきたので、今はこの幸せな気持ちを享受し、その後で来年のタイトル防衛法について考え始めようと思っています」


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