フィアットの“国民車”を現代的な解釈で蘇らせた現行チンクェチェント(500)をベースに、同社の高性能部門であるアバルトが仕立てたハイパフォーマンスモデル『アバルト595』と、そのオープントップモデルである『595C』に、マニュアルトランスミッション(MT)を組み合わせた限定車『595/595C Turismo MT Limited(595/595C ツーリズモ MT リミテッド)』が登場。4月7日より発売が開始されている。
フィアット500をベースとしたアバルトのモデルにはいくつかのラインアップが用意されるが、この『595』シリーズは、長距離ツーリングからタウンユースまでドライビングを快適に楽しめるツアラーとしての特性を際立たせたモデルとして誕生した。
それでも“アバルト”の名に恥じない性能は健在で、1リッターあたり100PSを超える165PS/210Nmを発生する1368cc直列4気筒ターボは、SPORTスイッチ使用時には2250回転で230Nmまでパフォーマンスを引き上げる。
さらに、アバルトのエンジニアリング力を結集したボディおよびシャシーチューニングにより、唯一無二のスポーティな走りを実現したモデルとしても存在感を放っている。
今回の限定車はそうした特徴をそのままに、同モデルでは日本初となるMTの組み合わせを実現。また、オープンボディとMTの組み合わせを選択できるという点でも初の希少な存在となっている。
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