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クルマ ニュース

投稿日: 2019.01.08 12:32
更新日: 2019.01.09 12:42

走行データをリアルタイムに配信できるデバイス『ZECH-1』発表。2019年夏、10万円前後で販売予定

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クルマ | 走行データをリアルタイムに配信できるデバイス『ZECH-1』発表。2019年夏、10万円前後で販売予定

 ライブ配信用機材やインターネットにつながるIoT製品を数多く手がける株式会社Cerevo(セレボ)が、車載映像とロガーデータをリアルタイム合成してインターネット上でライブ配信できるセンシングデバイス『ZECH-1(ゼックワン)』を発表した。

 ゼックワンはレース車両のOBD-IIコネクターに接続して使用するデバイス。エンジン回転数やギヤポジション、水温、ブースト圧といった情報を収集するほか、本体に内蔵の6軸センサーとGPSを使って、走行位置データ、加速度などを取得できる。

 そして、このゼックワンは収集したデータをリアルタイムで可視化、モバイル回線経由で直接外部へライブ配信できるのが特徴だ。これを使えば、ピットにいるチームスタッフがリアルタイムに走行データを分析できるようになる。

 さらに、レース車両にカメラを搭載している場合は、その撮影データと連動させることも可能。まるでレースゲームのように車載映像にスピードメーターなどの情報を重ねて共有することができるのだ。

 そして、その映像を主要なライブ配信サービスで配信できるのも特徴のひとつ。最大1080p、60フレームの高画質で配信できるほか、マイクロSDカードへの録画にも対応しているという。

 このデバイスを使用できるかは、参加するレースのレギュレーションにもよるが、レース戦略に幅が広がることは間違いない。また、サーキット走行の様子をライブ配信したいというニーズにも応える製品だ。

 ゼックワンは現在開発段階で、発売は2019年夏ごろ、価格は10万円前後が想定されている。

ZECH-1の設置イメージ
ZECH-1の設置イメージ

ZECH-1を使って配信できる映像のイメージ図
ZECH-1を使って配信できる映像のイメージ図

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