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クルマ ニュース

投稿日: 2019.04.25 15:17
更新日: 2019.04.26 12:55

アストンマーティン、史上最強V12オープンカー『DBSスーパーレッジェーラ ボランテ』発表

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クルマ | アストンマーティン、史上最強V12オープンカー『DBSスーパーレッジェーラ ボランテ』発表

 アストンマーティンは4月24日、同社のフラッグシップモデルとして2018年に登場したアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラのオープントップバージョンとなる『DBSスーパーレッジェーラ ボランテ』を発表した。

“ボランテ”は創設100年以上の歴史を持つ老舗ラグジュアリーカーブランドのなかでも長い伝統を誇るオープントップシリーズの名称だ。その名を受け継ぐDBSスーパーレッジェーラ ボランテは、“市場でもっとも美しいオープンカーモデルであること”“クーペが備えるアグレッシブなキャラクターと驚異的なパフォーマンスを受け継ぐこと”このふたつを主なテーマに掲げて開発が行われたという。

 その指揮をとったエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマン氏はDBS、スーパーレッジェーラ、ボランテというアストンマーティンを象徴する3つの名称をモデル名とする同車について、次のように語っている。

「DBSスーパーレッジェーラは、驚異的なパフォーマンスを特徴としている。そのため、我々はボランテの開発にあたってオープントップ・スーパーGTでなければ実現することができない、官能的で刺激に溢れたキャビンを創り出することにフォーカスを当てた」

「類まれなダイナミクス、美しさと荒々しさが融合したデザイン、そして完璧なハーモニーを奏でるアストンマーティン製5.2リッターV12エンジンにより、このクルマは長い伝統を誇るボランテの名称にふさわしい、ユニークで忘れがたいドライビングプレジャーを提供できると確信しているんだ」

 クーペと同様にアストンマーティン史上もっともパワフル、725馬力を発揮するV12エンジンを搭載するDBSスーパーレッジェーラ ボランテは、その圧倒的な加速性能によって0-100km/h加速がわずか3.6秒、0-160km/hでは6.7秒を記録する。また、最高速度340/hに達するという。

 このような数字を叩き出す要因は強力なエンジンパワーに加えて、優れたエアロダイナミクスが挙げられる。ボランテではクーペタイプの卓越したダイナミクスを受け継ぎながら、布製ルーフを備えた新型モデルに対応するため“エアロブレードII”と呼ばれる革新的な空力システムが改良され、その結果リヤのダウンフォースが増加している。

 一般的にオープンモデルは空力的に不利となることが知られているが、そうしたなかでDBSスーパーレッジェーラ ボランテは最高速度で走行中に得られるダウンフォース量が177kgと、クーペからわずかマイナス3kgに留まっている点も注目だ。

アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ ボランテ
アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ ボランテ


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