アウディ・デザインを象徴するプレミアムコンパクトスポーツの『アウディTT』と、その高性能版『TTS』が大幅な改良と仕様変更を受け、エントリーモデルのエンジンパフォーマンスを向上させると同時にS lineエクステリアが標準装備されるなど、よりスポーティな装いに進化し、5月9日より発売開始となる。
1998年にコンセプトモデルそのままの姿で登場し、カーデザインの分野に衝撃を与えた初代TTから、すでに3世代にわたって進化を続けてきた『アウディTT』。そのシリーズの国内導入開始から20年が経過したのに合わせて、アイコン的存在として個性を放つエクステリアデザインをよりスポーティに変更。FFエントリーモデルのAudi TT Coupe 40 TFSIはエンジンパワーを強化し、装備充実化など大幅なアップデートが施される。
4グレードが投入される『アウディTT』は、スポーツモデルにふさわしく軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスペースフレーム)のボディに、2リッター直噴ガソリンターボエンジン(2.0 TFSI)を搭載。
そしてFFエントリーのCoupe 40 TFSIは従来比+17PS/+70Nmの197PS/320Nmと、そのパフォーマンスが大きく見直された。
また、スタンダードモデルのエクステリアは従来のS lineエクステリアのデザインを取り入れ、バンパー、サイドスカート、リアディフューザーのデザインを変更。また、シングルフレームグリルはマットブラックペイントの立体的な3Dハニカムメッシュグリルを採用し、Audi R8のエッセンスを取り入れたスポーティなものとなっている。
一方のインテリアでも、従来S lineパッケージ装着車のみの設定だった、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア(ウインドウスイッチ/ペダル)を、オプションのスタイルパッケージ(40 TFSI)やコンフォートパッケージ(45 TFSI quattro)に新設定。