5月17日~19日に東京・お台場のメガウェブで『Supra is back to Japan Fes』が開催された。その初日である17日には日本国内向けの『トヨタ・GRスープラ発表会』もおこなわれ、数多くのメディアが発表会に詰めかけた。
そのなかで、受注が殺到したため、いったん受注がストップしていたトヨタ・GR・スープラのRZ(3リッターターボ)について、プレゼンターのGAZOO Racing Companyプレジデントの友山茂樹氏から、この日より受注再開となったことがアナウンスされた。
セールス面のスタートは至極順調。あとはGRスープラでの世界感の構築がラインアップ定着のカギを握るとみていいだろう。
その”スープラ・ワールド”のなかで、モータースポーツ面で果たす役割は非常に大きい。
とくにその登場が待望されていたアメリカでは、いち早く今季のNASCARエクスフィニティシリーズにスープラを投入。メジャーチームであるJGR(ジョー・ギブス・レーシング)の若手クリストファー・ベルがすでに3勝をあげ、第10戦終了時点でランキング2位。当然、デビューイヤーチャンピオンを狙っているだろう。
また、2018年のトラックシリーズでチャンピオンを獲った服部茂章チームオーナー率いるHRE(ハットリ・レーシング・エンタープライズ)も、7月のラウンドから7戦ほどスープラで参戦予定であることが、この日発表された。
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