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クルマ ニュース

投稿日: 2022.01.18 11:12
更新日: 2022.01.18 11:13

伝統のCセグ・シトロエンがクロスオーバーSUVとして復活。新型『C4/E-C4 ELECTRIC』が上陸

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クルマ | 伝統のCセグ・シトロエンがクロスオーバーSUVとして復活。新型『C4/E-C4 ELECTRIC』が上陸

 さらに、シトロエンは創業以来100年以上に渡るクルマ作りのテーマ、コンフォート(快適性)をさらに追求したPHC(Progressive Hydraulic Cushions/プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)もニューモデルに搭載し、ストレスを感じないこと、居心地のよい移動空間であることも追求。

 通常のツインチューブダンパーの構造に第2のダンパーシリンダーを追加し、ストロークが進むとセカンダリーピストンがシリンダーに入り込みハイドローリックバンプストップとして作用する、いわゆる位置依存型(ポジション・センシティブ)ダンパーとなっている。

 これによりストロークスピードが低い状況では減衰力が低く抑えられ、ソフトでスムースな“ゆるフワ”な乗り心地を実現する。一方でストロークが早く大きく動く状況では、前述のセカンダリーピストンとシリンダーが産み出す減衰力で衝撃をスムースに吸収し、大きな凹凸でも底付き感のない懐の深いフィーリングがもたらされる。余計なサスペンショントラベルを減らし快適性の向上とソフトな乗り心地を実現したのに加え、純機械的な構成による高い信頼性も両立している。

 さらに、BセグメントとCセグメントをカバーする最新世代の専用プラットフォームCMP(コモン・モデュラー・プラットフォーム)のコンセプトに基づき、ディメンジョンとパワーユニットのバリエーションに高い柔軟性も備えられ、ICE(内燃機関)とBEVを混流生産することも可能に。

 インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを5年連続獲得し、傑作と称される1.2リットル“PureTech”直列3気筒直噴ガソリンターボ(130PS/230Nm)と、定評の1.5リットル“BlueHDi”ディーゼルターボ(130PS/300Nm)に加え、最高出力100kW(136PS)、最大トルク260Nmの高効率電動モーターと50kWの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載する『E-C4 ELECTRIC』も初導入。

 一個当たり約13.1kgのモジュールを18個組み合わせ、総体積約220リットル、重量約350kgのバッテリーパック搭載に対応し、EVバージョンとなるeCMPではリヤサスペンションのトーションビームに、重量増による横方向の負荷に対応するためパナールロッドを追加するなど細かな対策も施された。航続距離はWLTCモードで405km、JC08モードで459kmとなっている。

 そのほか、助手席側のダッシュボードにタブレット端末を固定するスタンドとなる“シトロエンスマートパッドサポート”や、上級グレードのSHINEに装備されるスライディングガラスサンルーフ、容量380~1250リットル(VDA方式)まで可変し荷物の積み下ろしも配慮したフラットフロアを持つラゲッジ、そしてアクティブクルーズコントロールやレーンポジショニングアシスト、アクティブセーフティブレーキなど先進のADAS(安全運転支援機能)も備え、価格は290万~465万円(税込)となっている。

シトロエン コール TEL:0120-55-4106

まさに”魔法の絨毯のような”極めてソフトな乗り心地を提供するプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)も搭載
H型に重量配分を考えてバッテリーを分けて効率的に配置。車両重量も1630kgに抑えられる
ACCは約30km/h~180km/hの速度域に対応。レーンポジショニングアシストは、車線の左右の白線内の任意の位置を指定して走行が可能に


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