スーパー耐久ST-R参戦のホンダ・シビックTCRに豪華ドライバーの参戦決定

　2017年からスーパー耐久にクラスが新設されるST-Rクラス。今季、ホンダ・シビックTCRが『CIVIC TCR Racing Project』から参戦するが、全6戦のドライバーラインアップが発表された。

　2015年から導入され、世界的に流行のきざしをみせている新ツーリングカーカテゴリー、TCR。今季からスーパー耐久のカテゴリーのひとつとして開催される予定で、すでにアウディRS3 TCRの参戦が決まっているが、さらに童夢からシビックTCRの参戦が2台決まっていた。

　そんなシビックのドライバーだが、3月24日『CIVIC TCR Racing Project』としてラインアップが発表された。Modulo Racing Projectとして参戦する97号車は、元世界GPライダーの伊藤真一をAドライバーとし、ホンダのワンメイクレースのスカラシップを得た海老澤紳一、そして元F1ドライバーの中野信治が組む。

　MOTUL DOME RACING PROJECTとして参戦する98号車は、黒澤琢弥をAドライバーとし、今季GT300に参戦する石川京侍、そしてF3時代に石川の監督を務めた加藤寛規がトリオを組むのが基本のトリオだ。

　さらに、第3戦鈴鹿、第5戦富士には今季WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦する道上龍が97号車に乗車。また、第4戦オートポリスにはなんと“ドリキン”こと土屋圭市が97号車に乗り込むという。第3、5、6戦には海老澤に代わって、同じくスカラシップを得た幸内秀憲が97号車をドライブする予定だ。また、最長距離となる第5戦は吉田広樹が98号車に加わる。

　いずれも童夢やホンダ、Moduloにゆかりのあるドライバーばかり。TCR車両の走りはもちろんのこと、ファンにとってはドライバーも大いに楽しみになりそうだ。

CIVIC TCR Racing Project 2017年ドライバーラインアップ