スーパー耐久シリーズ2017のST-Xクラスに参戦するGTNET MOTOR SPORTSが、Y’s distraction GTNET GT-Rのドライバー陣を発表。星野一樹に加え、植松忠雄、藤波清斗が起用されている。
スーパー耐久に20年近く参戦しているGTNETモータースポーツとY’s distractionがタッグを組んで走らせるY’s distraction GTNET GT-R。
3月7日には星野をBドライバーとして起用することが発表されていたが、残るAドライバー、Cドライバーについても正式にアナウンスされた。
ST-Xクラスで勝敗を分けるキーマンとなるジェントルマンドライバーには、こちらも長年スーパー耐久に参戦しているほか、2003年にはJGTC全日本GT選手権で星野とタッグを組んだ植松が起用された。
「今回は14年ぶりに古巣のチームに戻れることになり、また同じ14年ぶりに星野一樹選手とのコンビを楽しみにしています」と植松。
「GT-Rは個人的にも大好きな車であり、私の原点でもあるニッサン車で、ST-Xクラスのチャンピオンを目指して戦えるのはこの上ない幸せです」
「スポンサー様、ファンの方々、チームの皆様に納得いただける結果を残すため、一戦一戦を大切に無理せず、かつ遠慮せず、確実なレースを念頭に全身全霊で挑む所在です」
Cドライバーは、昨年も星野のチームメイトを務めた藤波。今年はスーパーGT300クラスデビューを果たすなど、成長が期待される若手ドライバーだ。
藤波は「去年もコンビを組ませていただいた星野一樹先輩、さらに植松選手とともに全力でチーム一丸となり今年こそはチャンピオンを獲得できるよう、まい進していきます」と意気込んだ。
昨年はシリーズ3位とチャンピオンには届かなかったGTNET MOTOR SPORTS。今年は星野/藤波/植松の必勝体制で、2014年以来となる王座奪還を目指す。
スーパー耐久シリーズ2017は、4月1~2日にツインリンクもてぎで開幕する。