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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.13 22:19
更新日: 2017.04.13 22:33

ENDLESS SPORTS ST-4 スーパー耐久第1戦もてぎ レースレポート

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国内レース他 | ENDLESS SPORTS ST-4 スーパー耐久第1戦もてぎ レースレポート

ENDLESS SPORTS
スーパー耐久シリーズ 2017開幕戦

13号車 ENDLESS・ADVAN・86

開催日:2017.4.1 〜 2017.4.2
サーキット:ツインリンクもてぎ
チーム体制:ENDLESS SPORTS
ドライバー:小河 諒/高橋 翼/花里祐弥

予選結果:クラス3位
決勝結果:クラス3位
シリーズランキング:ST-4 CLASS 3位

[予選] 13号車 3位
Aドライバー/小河 諒……4位  AM8:20〜 ウェット 
Bドライバー/高橋 翼……5位  AM9:10〜 ウェット/ドライ
Cドライバー/花里 祐弥…3位  AM9:40〜 ドライ(赤旗中断あり)

 3号車のGT−R同様、13号車もドライバーが大きく入れ替わった。まず、ランエボを始め、多くのS耐マシンのステアリングを握ってきた社員ドライバーの村田がチャンピオン獲得により卒業。昨シーズン、チャンピオンに貢献した小河諒が今シーズンはAドライバーとして、エンドレスのハチロクを引っ張っていく。

 Bドライバーには、5歳からカートのステアリングを握り、一昨年までF3を走らせていた22歳の高橋翼を起用。Cドライバーには、当社代表の花里の次男、花里祐弥を登録。昨シーズン、ハチロク(クラブマン)レースに埼玉トヨタから参戦。16シーズンはランキング10位。表彰台には手が届いていないが、確実な走りで腕を上げている。

 フォーミュラ畑で非凡な走りを見せている高橋だが、ツーリングカーは初めて。しかも、圧倒的な速さを見せるST−Xやはるかに遅いST−5との混走。フォーミュラではほとんどありえないピットストップ、ドライバー交代もやらないといけない。花里も混走レースが初めてなら、ドライバー交代も初めて……。全くの新人といっても過言ではない。この二人を小河は引っ張っていかないといけない。チャンピオンチームではあるが、ゼロの部分も多い中からのスタートとなる。

 今シーズンも開幕戦の舞台はツインリンクもてぎだが、決勝レースは5時間から200分(3時間20分)と大幅に短縮。また、今回はグループ分けされ、ハチロクが走るST-5クラスは、ラップで20秒以上も速く走るST-Xと同じクラスで走らなければいけなくなっている。

 ウェット宣言となったAドライバーの予選。「言い訳はしたくないけど、ウェットのもてぎを走るのは初めてで……。もうひとつ、しっかりと走れなかった」という小河。このセクションで圧倒的な速さを見せたのはS2000。ハチロク勢のトップを1.5秒も引き離すという圧倒的な速さ見せた。2番手争いとなったハチロク勢。小河はレコードラインが乾きだしたタイムアップ寸前のラップにかけていた。各セクション、ベストタイムだったが、最終セクションでST-Xのマシンが後方に……。ラインを譲る事となり、タイムが伸ばせず、ハチロク勢のトップ(クラス2番手)から約1秒落ちのクラス4番手にとどまった。

 Bグループの予選はウェットからレコードラインがグングンと乾いていくという難しい条件の中で行われた。「タイムアップの周にタイムを出さないと……。気合いを入れたんだけど、結果を出せなかった」と悔しさを見せる高橋は、ハチロクのトップから1.5秒落ちのクラス5番手。

 A/Bドライバーの合算タイムによる予選結果は3番手。決勝レースは2列目からのスターティングポジションとなった。

 また、Cドライバーの花里は、ハチロク(クラブマン)のワンメイクレースとのWエントリー。ハードなスケジュールとなったが、クラストップの井口卓人選手から1.5秒落ちの3番手。Cドライバーのセクションは、タイヤの選択も自由だし、決勝に備えたセットで走るチームも多いため、簡単に比較できる事は出来ないがまずまずの走りを見せていた。

ENDLESS・ADVAN・86のドライバーたち
ENDLESS・ADVAN・86のドライバーたち


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