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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.05 13:49

2017オートバックス全日本カート選手権第3戦/第4戦レポート

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国内レース他 | 2017オートバックス全日本カート選手権第3戦/第4戦レポート

2017 オートバックス 全日本カート選手権
OKシリーズ 第3戦/第4戦

開催場所:本庄サーキット
開催日:2017年6月3~4日
コース:本庄サーキット|天候:晴れ|路面状況:ドライ|参加台数:26台

 2017年オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第3戦・第4戦が、4月22~23日の2日間、埼玉県・本庄サーキットで開催された。

 これまで東地域シリーズを開催し、数々の名勝負を生み出してきた本庄サーキット。全日本開催コースとしては異色のロングストレートを主体としたコースレイアウトを持ち、今回が最高峰クラス初開催となる。

 事前テスト段階からOKクラスは130㎞/hオーバーを記録。エンジンが勝負のカギを握るコースと考えられた。

 レースウイークは好天が続き、やや風が強いものの絶好のレースコンディションで決勝が行われた。

佐藤蓮、開幕3連勝を記録!

 土曜日に行われたQP2グループに分かれたタイムアタック。Aグループで出走した佐藤蓮(DragoCorse・TM・DL)はさほどスリップを使わずにタイムアタックし総合トップタイムをマーク。2位に澤田真治(EXPRIT・VORTEX・DL)、3位に佐々木大樹(TONYKART・VORTEX・BS)が続く。

 土曜日夕方に行われた第3戦予選ヒートは、スタート直前に後続にプッシュされた朝日ターボ(EXPRIT・TM・DL)がスピンし大きく遅れるアクシデント。さらに4周目のストレートでは佐々木がエンジントラブルでリタイアを喫する。

 上位争いは環優光(EXPRIT・VORTEX・DL)、佐藤、井本大雅(EXPRIT・VORTEX・DL)、澤田がトップグループを構成。環が佐藤を抑えたまま周回を重ねていく。

 そのまま環がトップを守るかに思われたが、終盤に佐藤が逆転。佐藤、環、澤田、井本の順でチェッカーとなった。

 日曜日午前中に行われた第3戦決勝。ホールショットは澤田が獲得。佐藤は2番手に落ちるものの、すぐさま逆転しトップに立つ。佐藤の後方には環が浮上、澤田、三宅淳詞(SWF・IAME・BS)と続いていく。

 ややペースに勝る佐藤が集団を抜け出しかけると、澤田も環をかわし追走。トップ2が集団から離れていく。3番手には8番グリッドスタートの高橋悠之(TONYKART・VORTEX・BS)が浮上し、高橋も単独走行となる。

 レースが中盤から終盤へと向かっても佐藤と澤田は1車身ほどの差を保ったまま周回。ワンチャンスで逆転ができそうな距離を保っていく。

 しかし、終盤に入るとやや佐藤のペースが勝り、じりじりとリード。最後は約3秒差まで広げて佐藤が開幕3連勝を飾った。2位に澤田、3位は終盤に高橋を逆転した三宅が入った。

佐藤蓮/優勝ドライバーのコメント

 土曜日の予選ではタイヤ温存を考えて走っていました。決勝では前半に前に出て、後半に離していくイメージを持って臨みました。セッティングも後半向けにしていたので、それがよかったと思います。

 今回の第3戦では、予選で有力選手が下位に沈んでいたので、次の第4戦の予選、決勝がどうなるか。SUGOの時ほどのアドバンテージはないので、バトルとなることも考えています。


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