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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.29 06:39
更新日: 2017.09.28 18:40

全日本カートOKシリーズ:ブリヂストン 2017第7戦/第8戦もてぎ レースレポート

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国内レース他 | 全日本カートOKシリーズ:ブリヂストン 2017第7戦/第8戦もてぎ レースレポート

2017年 全日本カート選手権 OK 第7戦

野中誠太が2位表彰台を獲得!

開催場所:ツインリンクもてぎ北ショートコース
開催日:2017年09月23日(土)~2017年09月24日(日)

 2017オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第7戦/第8戦が9月23~24日に栃木県・ツインリンクもてぎ北ショートコースで開催された。
 
 シリーズもいよいよ終盤戦。シリーズ後半は月1回開催でスケジュールを消化していくため、前回の瑞浪大会からも短いインターバルでの開催となった。
 
 レースウイークは金曜日の午後に雨が降り始め、土曜日朝まで雨が残ったものの、公式スケジュールが始まるころには路面コンディションも回復し、ドライコンディションでの走行となった。

 今回は出場台数が24台のため、今季初めてタイムトライアルがグループ分けなく行われ、全車が一斉にタイムアタックを行う。
 
 そのなかでトップタイムをマークしたのは、小川颯太(SWF・IAME・ブリヂストン)、2番手に佐藤蓮(DragoCorse・TM・DL)が続き、3番手にはもてぎを得意とする野中誠太(RICCIARDO・IAME・ブリヂストン)、4番手に三宅淳詞(SWF・IAME・ブリヂストン)と続き、トップ10のうち7人をブリヂストン装着勢が獲得した。

<予選>

 第7戦の予選ヒートは、土曜日の夕方16時40分スタート。やや涼しい時間帯となった。ホールショットは小川( ブリヂストン )が獲得し、2番手野中(ブリヂストン)、3番手武井遥斗(KOSMIC・IAME・ブリヂストン)と続く。
 
 3周目、ヘアピンの進入でインに飛び込んだ野中がトップに浮上。さらに小川と武井が接触したこともあり遅れると、野中は単独走行で周回を重ねていく。
 
 中盤以降、2番手に上がった佐藤(DL)がペースを上げ、野中に接近。ラスト2周で逆転するとトップでチェッカーを受け、決勝のポールポジションを獲得した。
 
 ブリヂストン装着ドライバーでは2位に野中、3位小川、4位武井、5位には高橋悠之(TONYKART・VORTEX・ブリヂストン)が入り上位を占めた。

<決勝>

 26周の決勝レース。決勝日は朝から晴れ、気温も上昇する中でのレースとなった。好スタートを見せたのは2番手グリッドスタートの野中(ブリヂストン)。
 
 高橋(ブリヂストン)も5番手でオープニングラップを終える。野中は序盤にリードを広げようとプッシュし周回を重ねていく。しかし、2番手につけていた佐藤(DL)が徐々に野中に迫ると10周目に逆転。
 
 2番手となった野中は、3番手以下は引き離し単独走行で周回。やや離れた4番手争いは小川(ブリヂストン)を先頭に展開する。
 
 終盤、野中はタイヤをキープしながら周回を重ね2番手をキープ。優勝は佐藤が飾ったものの、野中が瑞浪大会に続く2位フィニッシュで表彰台を獲得。野中に続くブリヂストン装着ドライバーは小川が6位、宮下源都(TONYKART・VORTEX・ブリヂストン)が7位、高橋が9位、白石優太(CRG・IAME・ブリヂストン)が今季初のトップ10フィニッシュとなる10位に入りトップ10内に5人が入った。

●野中誠太/ブリヂストン装着最上位ドライバーのコメント

「前半で前に出るという狙い通りのスタートになりましたが、予想より早く佐藤選手に追いつかれてしまいました。それからは無理をせずにタイヤをいたわって走ることを心がけていました」

「午後は気温も上がるでしょうし、タイヤの持ちも良くなると思うので、タイヤを活かせるセッティングをチームと相談しレースに臨みたいと思います」


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