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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.07.13 06:00
更新日: 2018.07.12 15:38

ThreeBond Racing 全日本F3選手権第3ラウンド富士 レースレポート

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国内レース他 | ThreeBond Racing 全日本F3選手権第3ラウンド富士 レースレポート

▽第6戦 決勝

 7月8日(日)午前10時15分からシリーズ第6戦が開催された。天候は回復しドライコンディション。チームは前夜、第5戦決勝レースのデータを分析、レース終盤にオーバーステア傾向が強まった現象なども含め対応策を考えセッティングを微調整して笹原をコースへ送り出した。
 
 スタート合図の瞬間、ポールポジションの#36坪井選手が出遅れ、笹原はそれをかわしながら9番手グリッドから7番手に順位を上げた。2周目には2台をオーバーテイクして5番手へ進出、3周目には上位車両がトラブルで脱落したため笹原の順位は労せず4番手となった。
 
 2番手を走る#1金丸選手のペースが上がらず、3番手#37宮田選手がオーバーテイクの隙を狙っている間に笹原は2番手争いに追いつき、4周目には3台が一団となり5周目、#36宮田選手が#1金丸選手をオーバーテイクした。笹原はそれに続こうとしたが追い抜きには至らず、駆け引きの間に後方から#36坪井選手の接近を許してしまい、最終コーナーで先行を許した。
 
 6周目を5番手で終えた笹原は7周目の第1コーナーでようやく#1金丸選手をオーバーテイクして4番手となったが、その時には3番手の#36坪井選手とは3秒5の差を許してしまう。レース終盤、我慢の走りを続けていると3番手まで順位を落としてきた#2阪口選手が前方に現れ、笹原は3番手争いに持ち込んだ。
 
 フィニッシュまで残り2周となった19周目、ついに1コーナーで笹原は#2阪口選手のインに飛び込み、3番手に進出するとそのまま逃げ切ってチェッカーフラッグを受け前日に続き連続表彰台を獲得した。
 
 3位に入賞した笹原とThreeBond Racingはそれぞれシリーズポイント5点を獲得し、この結果笹原はドライバーランキング4番手、ThreeBond Racingはチームランキング3番手につけ、Round3を終えた。

笹原右京(ThreeBond Racing)
笹原右京(ThreeBond Racing)

▽ドライバーコメント

「雨の予選では原因不明のグリップ不足に陥り、決勝は2戦とも不本意なポジションからスタートせざるをえませんでした。原因がまったくわからずぼくもチームも頭を抱えてしまいました。でも決勝はドライコンディションになったので、伊与木エンジニアとも話して、調子の良かった3月の合同テスト時のセットを基本に車を決めて臨んだところ、フィーリングがよくなりました」

「この週末は、エンジニアとのコミュニケーションがかみ合って、『レースをやったな』という気分です。鈴鹿、SUGOと予選でも決勝でもトムスの2台にはまったく及ばなかったのですが、ようやく決勝では戦えるところまできました」

「しかし、ウエットコンディションでは何が起きたのか原因を解明できたわけではないので、しっかり解析して次戦岡山のRound 4に備えます。岡山では雨が降ってほしいです。原因を解明したことを証明したいです」


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