レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.08.25 17:33
更新日: 2016.08.25 17:35

オートポリス、10月の営業再開へ工事急ピッチで進む。メディア向け見学会開催

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | オートポリス、10月の営業再開へ工事急ピッチで進む。メディア向け見学会開催

 大分県日田市のオートポリスは、4月に発生した平成28年熊本地震により大きな被害を受け、現在施設を閉鎖しているが、10月1日の営業再開に向け復旧工事が行われており、このほど工事の様子が公開された。

■被災した箇所は順調に工事中

 震災により被害を受けたのはパドックビルの壁の亀裂、壁面の崩落、グランドスタンド下の路盤沈下、メインコースセクター2部分の路面およびコースサイド、東西のクリスタルルームなどで、コース監視カメラや排水溝、配管等の損害もあったが、順調に工事は進んでいる。

 メインコースはセクター2にあたる3コーナー手前から第2ヘアピン手前の250Rまでの区間1,070mの舗装をすべて剥ぎ、3層構造の最も下の舗装を完了した状態。さらに第1ヘアピン付近ではランオフエリアや縁石や排水溝を含めて工事が進んでおり、9月には滑らかな路面が完成する予定だ。

3層構造の舗装は1層目が完了でコース脇の縁石、排水溝なども合わせて修復中。
3層構造の舗装は1層目が完了でコース脇の縁石、排水溝なども合わせて修復中。

 メインストレートから3コーナーにかけてもコース上にはいくつかの亀裂が生じていたが、こちらには樹脂を流し込んで対処しており、二輪のJSB1000を走らせてみたところ段差などの問題はまったくなかったという。また第2ヘアピンから先のセクター3区間に関してはほとんど地震の被害はなく、ファイナルコーナースタンドも被害はほとんどない状態だ。

メインストレートにはいくつかの亀裂があったものの樹脂で埋められており、JSBで走行しても問題なかったという。
メインストレートにはいくつかの亀裂があったものの樹脂で埋められており、JSBで走行しても問題なかったという。

 パドックビルに関しては、ピットの壁に亀裂が入ったり壁面の一部が崩落していたが、こちらの修復は完了に近い状態。パドックビル裏手のAパドックにも大きな問題はない。レイクサイドコースには一部段差は残るものの、ほぼ現状のままだ。

パドックビルは一部の壁が崩落したり亀裂が入ったが、修復は完了に近い状態。
パドックビルは一部の壁が崩落したり亀裂が入ったが、修復は完了に近い状態。


関連のニュース