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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.08.30 17:12
更新日: 2018.08.30 17:14

ブリヂストン 2018年86/BRZ Race第6戦・第7戦十勝 レースレポート

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国内レース他 | ブリヂストン 2018年86/BRZ Race第6戦・第7戦十勝 レースレポート

2018 GAZOO Racing 86/BRZ Race 第6戦 プロフェッショナルシリーズ

若手平木湧也が6位入賞ベテラン勢に存在感を見せた

開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ
開催日:2018年08月19日(日)

 シリーズチャンピオン争いにとっても重要な鍵を握る十勝での2連戦。その大きな変化は今シーズンここまでポテンザRE-07Dで戦い、シリーズポイントでもトップ3に入っている#17織戸学(DL)と#82谷口信輝(DL)が、ブリヂストン陣営から離れたことだ。
 
 #34佐々木雅弘選手(ブリヂストン)を含めたその3名が、2018年チャンピオンの有力候補であり、その勢力図に大きな変化が起きたことになる。第4戦、第5戦と、連勝して北海道入りした佐々木の、過去にあまり結果を残せていない十勝スピードウェイでの走りが注目された。
 
 エントリー台数は24台。しかし前戦富士スピードウェイでのトラブルの影響から2台が参戦せず、最終的に22台が北海道に上陸しレースを待っていた。

●予選

 20分間で行われた予選では、タイヤ8本を有効に使うために、途中でタイヤ交換が行われた。最初のアタックでトップタイムをマークしたのは#82谷口。しかし、タイヤ交換後のセカンドアタックを成功させた#60服部尚貴(DL)がそれを上回る。さらに予選終盤にセカンドアタックに入った#31青木孝行(DL)がトップタイムを奪い、見事にポールポジションを獲得した。
 
 しかし予選中にタイヤ交換をピット内で行ってしまいピット作業違反となり、服部、谷口、そして#80菅波冬悟(DL)が2グリッド降格のペナルティを受ける。そのため#1近藤翼(DL)が2番グリッド、3番グリッドは#97小河諒(DL)となった。ポールポジションから21位の選手までタイム差わずか0秒937という超接近戦を戦うことになる。
 
 ブリヂストン装着勢は7位に#18平木湧也(ブリヂストン)、9位に#88井口卓人(ブリヂストン)、10位に#7堤優威(ブリヂストン)が入り、上位進出を狙った。

●決勝レース

 ポールポジションからスタートした青木は、そのまま後続を引き連れて周回を重ねていく。2位は近藤、3位は小河というチームメイトコンビが、その後に続く。そのリードはレース前半こそ1秒前後だったが、終盤になるにつれて青木のペースが苦しくなり、ストレートで近藤に横に並びかけられるようなこともあった。それでもオーバーテイクが難しい十勝スピードウェイということもあり、青木は巧みなブロックでトップを守りきり、見事にポール・トゥ・ウインを果たした。
 
 ブリヂストン装着勢では、若手の平木がベテラン勢を相手に奮闘し、6位で今シーズン2度目のポイントゲット。7位には井口、9位に堤、そして10位には4戦連続のポイント獲得となった#11脇阪寿一(ブリヂストン)が入り、トップ10に4台を占めた。

●コメント
プロフェッショナルシリーズで6位入賞を果たした#18平木のコメント

「1周目にポジションをひとつ落としてしまったのですが、その後取り返すことができました。その前の車両には、追いつきそうで追いつかない感じで、それ以上ポジションを上げることはできませんでした」

「ただタイヤはタイムの落ちが小さくて、0.5~0.6秒くらいの落ちでコンスタントに走ることができました。第7戦は12番グリッドからのスタートで、ちょっと後方になってしまいますが、タイヤのアドバンテージを上手く生かして順位を上げていきたいと思います」


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