レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.08.28 00:45
更新日: 2016.08.29 02:48

ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選レポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選レポート

プレスインフォメーション

2016年8月27日

ポルシェカレラカップ ジャパン 2016 第9戦 予選レポート

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン2016第9戦予選を鈴鹿サーキット(三重県)にて、2016年8月27(土)に開催いたしました。

PCCJ2016第9戦(鈴鹿)公式予選
天候:曇り 路面:ドライ

 ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2016年シーズン第9ラウンド、鈴鹿が伝統の“鈴鹿1000kmレース”スーパーGT第6戦と併催された。今大会には、20台のエントリーがあり、そのうち出走を取り消した1台を除く19台の車両が金曜日の公開練習から精力的なセットアップを行い、土曜日の予選に臨むことになった

 ユーズドタイヤで走る金曜日にも2分8秒台前半のタイムでトップタイムを叩きだした#78近藤翼が先頭でコースインし、第9戦の予選は幕を切って落とされた。日差しこそさほど強くはないものの、気温33度、路面温度41度というコンディションの下、ニュータイヤを履くカップカーがどこまでタイムを詰めるか注目されたが、近藤の最初のアタックラップは8秒台にとどまり路面温度の高さがラップタイムに厳しいことが窺われた。

 その直後にはやはり公開練習で8秒台前半のタイムをマークしていた#7星野敏がつける。ジェントルマンクラスで今年安定してトップタイムを出し続ける星野が、オーバーオールクラスのポイントリーダーである近藤を追い詰める展開になることも期待されたが、星野は2回目のアタックラップ中にスロー走行の車両に追いついてしまい、タイムアップがままならない。

ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選
ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選

 そこに割って入ったのが昨年度のジェントルマンクラスでチャンピオンを獲得した#9武井真司であった。この時点でトップタイムは2分8秒539。すかさず近藤がベストラップを一気に1秒以上縮める2分7秒287を記録してトップに立った。

 ちょうどその頃デグナーカーブで1台の車両がコースオフしたため、主だったチームは1セット目のタイヤでのアタックを終え、続々とピットインを行った。この時点でのトップ3は近藤、武井、ジェントルマンクラスの#25 内山 清士という顔ぶれであった。

 予選は30分で争われるため、アタックを急ぐ必要は通常はないものの、強い日差しが路面を照らし始めたことでコンディションは悪化していき、2セット目でもタイムアップを果たせないドライバーが少なくない。

ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選
ポルシェカレラカップ ジャパン第9戦 予選

 そんな状況にもかかわらず10ラップ目にして#14三笠雄一が2分7秒827を記録して星野を上回ることに成功、オーバーオールクラスの面目を保つことになった。とはいえ武井には0.013秒及ぶことができず、日曜日の決勝は3番手のポジションからスタートすることになる。

 ジェントルマンクラスは2セット目のタイヤでタイムアップを果たした星野が総合4番手となる8秒608でトップに立ち、2番手に9秒016の#24剛覇矢人、さらに9秒146を記録した#98 IKARI GOTOというトップ3で日曜日の決勝レースを迎える。

PCCJ第9戦は8月28日(日) 09:15にスタートが切られる予定となっている。


関連のニュース