レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.13 14:07

ThreeBond Racing 全日本F3選手権第6ラウンド岡山 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | ThreeBond Racing 全日本F3選手権第6ラウンド岡山 レースレポート

2018 JAPANESE FORMULA 3 CHAMPIONSHIP
RACE REPORT Vol.06

第13戦/第14戦/第9戦
9月8日(土)/9月9日(日)
岡山国際サーキット

 9月8日(土)~9日(日)、全日本F3選手権シリーズ第6大会(第13戦、第14戦、第9戦)が、岡山県岡山国際サーキットで開催された。今大会は、7月の第4大会が台風に見舞われ順延となった第9戦の代替戦を含む1大会3レースイベントであり、公式予選で記録したベストラップタイムで第13戦、セカンドベストラップタイムで第14戦、第13戦決勝レースの順位で第9戦のスターティンググリッドを決定するという変則的なルールが適用される。

公式予選

「9月7日(金)に行なわれた専有練習走行まではドライコンディションでしたが、走り出してみるとフィーリングがいまひとつだったので、ロール剛性を高める方向でセッティングを変更したら良い感触になりました」と伊与木仁エンジニア。

 翌日9月8日(土)は朝から雨が降り、ウエットコンディションとなったが、午前9時からの公式予選には、前日にまとまったドライセッティングをベースに車高のみを上げて臨んだ。
 
 笹原は当初から好タイムを記録して上位につけるが、セッション開始後13分でコース上に停止車両が生じたためセッションは赤旗で中断された。この時点で笹原は1分38秒526で#36坪井選手に次ぐ2番手。

 午前9時22分、残り8分でセッションが再開されてふたたびタイムアタック合戦が始まった。笹原の順位は徐々に低下していったが、遅れてアタックを始めた。
 
 タイムを一気に短縮、ふたたび2番手へ返り咲きセッションは終了した。この結果、第13戦のスターティンググリッドは2番手、第14戦のスターティンググリッドも2番手と決まった。

第13戦決勝

 9月8日(土)午後2時10分から18周のシリーズ第13戦決勝レースが始まった。ウエットコンディションながら雨は一時的に止んでいる状況でコースインしたが、スタート前にはまた雨がパラつき始めた。チームはレース中天候が悪化する方向にあると判断、スターティンググリッドで車高とタイヤ内圧を高めに変更した。
 
 濡れた路面でのスタートは初めてだったが、スタート合図とともに笹原はうまく加速、ポールポジションの坪井選手の背後につけ、後方から接近した#93大湯選手をアウトから押さえ、アトウッドコーナーでは坪井選手のインに飛び込んでトップを伺うが、2番手のポジションを固めてレースを始めた。
 
 タイヤからは高く水しぶきが上がる状態で2番手を走る笹原は視界を確保するためラインを変え、坪井選手の様子を見るが、3周目のダブルヘアピン、レッドマンコーナーで止まりきれずにオーバーラン、コースへ復帰したもののポジションを4番手に下げた。
 
 レース後半、天候はチームの予想を裏切って悪化することなく、コースコンディションは徐々に好転した。セッティングが外れたこともあり、笹原のペースは上がらず後方から#14根本選手の追撃を受けることになった。
 
 10周目の第1コーナーで笹原は根本選手の先行を許したが、同じ周に2番手を走行していた大湯選手がコースアウトしてレースを終えたため、ポジションは4番手のままレースを続けた。後方から#37宮田選手が接近してきたが、笹原はなんとかこれを抑え込み、4位でレースを走りきってチェッカーフラッグを受けた。


関連のニュース

本日のレースクイーン

カロッツェリアサポートガール
羽瀬萌(はせめぐむ)

国内レース他 Photo Ranking

フォトランキング