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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.10.22 15:55
更新日: 2018.10.22 20:08

スーパー耐久:最終戦岡山に『ジネッタG55 GT4』登場。ドライバーに安田裕信も

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国内レース他 | スーパー耐久:最終戦岡山に『ジネッタG55 GT4』登場。ドライバーに安田裕信も

 11月3~4日、岡山国際サーキットでピレリ・スーパー耐久シリーズ最終戦が行われるが、同ラウンドにおいてイギリス製のGT4カー『ジネッタG55 GT4』がST-Zクラスに新たに参戦する。

 ジネッタG55 GT4は少量生産・軽量スポーツカーメーカーとして名をはせるジネッタが製造し、ブリティッシュGTなど各国のGT4レースや、ドバイ24時間などの耐久レースでも結果を残し、世界でもっとも成功していると言われるGT4マシンのひとつだ。
 
 フォード・マスタングに搭載される3.7リッターV6エンジンをフロントミッドに配置し、鋼管スペースフレームシャシーにFRPカウルを装着。車両重量1085kgという軽量さを最大の武器としている。

鋼管スペースフレームに前後ダンパーユニット・アウトボード式ウイッシュボーン・サスペンションと純レーシングカーのようなレイアウト。ヒューランド製6速ミッションはパドルシフト
鋼管スペースフレームに前後ダンパーユニット・アウトボード式ウイッシュボーン・サスペンションと純レーシングカーのようなレイアウト。ヒューランド製6速ミッションはパドルシフト

 
 2018年スーパー耐久シリーズ最終戦でこのマシンをドライブするのは、AドライバーのRYO、Bドライバーに登録された安田裕信、そしてCドライバーの廣田秀機という面々。車両メンテナンスは、かつてスーパーGT300クラスと500クラスの両方でタイトルを獲得したMOLAが担当するという。

 同車両の輸入元、NEOSの代表でエントラント代表も務める阪直純氏は「鈴鹿でのシェイクダウンだけで、岡山事前テストもなく今回のレースに挑むわけですが、サーキットレイアウト的にこのマシンが得意とするコースだと思います」とコメント。
 
「ジネッタG55 GT4のポテンシャルを最大限引き出せるレースができるようにドライバー、チームとともにチャレンジして参ります」と意気込みを語った。

マスタング用V6エンジンをチューンして380馬力を実現している。エキゾーストアウトレットは両サイドに配置
マスタング用V6エンジンをチューンして380馬力を実現している。エキゾーストアウトレットは両サイドに配置

 国内シリーズでは初登場となる車両であるだけでなく、GT300クラスで活躍する安田が搭乗するだけに“デビュー戦”でのパフォーマンスに注目が集まることだろう。

 10月19日(金)発売のオートスポーツ No.1492では、そんなジネッタG55 GT4を大解剖。ドバイ24時間をブレーキパッド無交換で走りきることを可能とした軽量ボディの秘密や、通算100勝以上を挙げる強さ、ユーザーに選ばれる訳を写真とともに迫っている。


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