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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.10.24 16:25
更新日: 2018.10.25 10:31

Le Beausset Motorsports 2018年FIA-F4第11・12戦オートポリス レースレポート

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国内レース他 | Le Beausset Motorsports 2018年FIA-F4第11・12戦オートポリス レースレポート

決勝 第12戦

10月21日(日)
天候/晴れ コース状況/ドライ

 九州では年に一度の晴れ舞台はすっきり青空の下、グランドスタンドも超満員、ドライバーのテンションも大いに上がるなかでのレースとなった。当然、温度はまた高くなっていることから、しっかりセットをアジャストして川合と小倉を、スタッフはグリッドに送り出す。 注目のスタートは、まず川合がポジションキープで1コーナーに飛び込んでいき、6番手でオープニングラップを終える。それでも4番手を争う集団に食らいついて離れず、隙あらばの構えで続くも、我慢の展開が続く。

 小倉は、ホイールスピンが著しく2周目までに17番手に後退するも、その後は前を行く車両と変わらぬペースで周回を重ね、8周目には1台を、11周目にはさらにもう1台をパスして15番手に浮上。中盤からは競り合うレースで引けを取らずにクリアしていく。 一方、川合も最後まで4番手争いを繰り広げ、しきりに逆転を狙ったものの、抜きどころの少ないレイアウトではチャンスは最後まで訪れず。その結果、川合は6位でゴールし、小倉は15位でレースを終えた。残すはツインリンクもてぎでの最終戦となるが、ここはチームのホームコースだけに、悔いを残すことのないレースが期待される。

コメント

坪松唯夫 チーム監督

「レースウイークを通して気候は安定していたが、気温が低く路面温度が低下した状態でのフロントタイヤのグリップレベルを上げることが課題だった。川合は練習走行から常時6番手以内に着けていたが、特定のコーナーでもう少し速さがあればトップを走れる感触はあっただけに悔しい結果だ。小倉はタイヤに負荷がかかる走り方のせいかタイムの落ち込みが多かった。ただし、データ上では川合よりも早く走れているコーナーもあったので次に繋がるレースになったと思う」

小倉祥太

「土曜日のレースはバトルこそずっとできましたが、並ぶところまではいっても決定的なチャンスはなく、前を走ったクルマのミスで自分が上がったという感じでした。マシンバランスも、予選よりも良かったので、もっと上げていきたかったのですが、悔いの残るレースでした。日曜日のレースはオープニングラップが悔やまれます。自分では回転を調整してスタートしたつもりだったのですが、それでも大きくホイールスピンしてしまいました」
 
「その後のペースが悪くなかっただけに、本当にオープニングラップがすべてでした。次のもてぎはいちばん走っているコースであり、チームのホームコースというプライドもあるので、何が何でも表彰台に登れるよう頑張っていきます」

川合孝汰

「レースウイークを通して、マシンのセットも試行錯誤したのですが、難しい展開でした。前回のSUGOのいい流れで、このオートポリスも上を目指していたので、この結果はすごく悔しく思います。ですが、予選では、タイムが頭打ちになっていたところで一度気持ちをリセットして集中を切らさずにさらにベストを更新できたのは、今まで気持ち的に弱い部分があった自分からしたら良かったと思います」

「また、得意なコースとはいっても改善できる箇所も見つかったので、そういった反省点を持ち帰り、クルマに乗っていない時もしっかりと過ごして、次の最終戦はホームコースでもあるので、優勝して最後を締めくくりたいと思います」


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