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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.11.14 16:05
更新日: 2018.11.14 16:08

Audi Team DreamDrive Noah 2018ピレリ・スーパー耐久第6戦岡山 レースレポート

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国内レース他 | Audi Team DreamDrive Noah 2018ピレリ・スーパー耐久第6戦岡山 レースレポート

Audi Team DreamDrive Noah

MEDIA RELEASE

2018年11月12日

「m-1 CARFACTORY RS3 LMS」 最終戦を6位入賞で終える

ピレリ スーパー耐久シリーズ2018(S耐)に参戦するAudi Team DreamDrive Noahの「m-1 CARFACTORY RS3 LMS」は、11月3~4日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催されたシリーズ第6戦(最終戦)「スーパー耐久レース in 岡山」のST-TCRクラス(全8台)に参戦。初めてづくしのレースを6位入賞で終えた。

 福岡に本拠を置くAudi Team DreamDrive Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に九州のレーシングチームとしてS耐にフル参戦。今回は熊本在住の塚田利郎、蘇武喜和、清瀧というレギュラー3名で挑戦した。今回のST-TCRクラスには、5台のアウディRS3 LMS、2台のホンダ・シビック タイプR、VWゴルフGTIという計8台が参戦。タイトなコーナーが多いコースだが、清瀧と塚田は岡山で開催されるレースに参戦するのが今回が初。コースを覚えて慣れることから始めなければならなかった。

 チームは1日から現地入り。2日間コースを走り込んだ清瀧と塚田は、周囲との大きなタイム差もなく走行できるようになって、チームスタッフを安心させた。3日の公式予選はA、Bドライバー2名のベストタイム合算で争い、塚田と蘇武のベストタイム合算の結果クラス6位につけた。

m-1 CARFACTORY RS3 LMS
m-1 CARFACTORY RS3 LMS

 今回は全8クラス計59台の車両が参加したこともあり、Gr-1(ST-X、Z、TCR、1、2、3クラス)とGr-2(ST-4、5クラス)のふたつのグループでそれぞれ3時間レースを実施。Gr-1の決勝レースは13時35分にフォーメーションが始まった。スタートを担当したのは今回も塚田で、次の清瀧同様短いスティントを走り、最後は岡山を最も走り込んでいる蘇武に長い距離を任せる作戦だ。塚田は#10 VWゴルフ、#98ホンダ・シビックとバトルを展開。やがて#10ゴルフがペースダウンして塚田は#98シビックとのバトルを展開することとなった。

 塚田は25周目にピットインし、清瀧に交代。給油を済ませタイヤは無交換で清瀧はコースへ出ていった。早めのピットインということもあり、清瀧は7位へ順位を落とすこととなったが、ST-3クラスの車両に引っかかりなかなか前に出ることができず、自分のペースに持ち込めない。そのような状態ながら清瀧は大きなミスもすることなくステディに走り52周目にピットイン。ここで蘇武に交代し、燃料補給とフロントタイヤ2本のみの交換で蘇武がコースへ。
 
 そこから蘇武は56周のロングランを走り抜き、順位を6位に戻してチェッカー。チーム初年度をシリーズ5位で終えることとなった。ST-TCRクラスでアウディ唯一の優勝を最も過酷な富士24時間で達成したものの、表彰台獲得はその1回のみであった。チームは来季もシリーズにフル参戦を画策中。今年の経験を生かした2年目の活動に、ぜひご期待ください。

清瀧雄二

「岡山のコースは初めて走ったのですが、ドライバーとして最悪の展開でした。ST-3クラスの車両に引っかかって付き合ってしまい30秒ぐらいタイムロスを喫しました。チームとしては最終戦を笑えて終えられたので良かったのかなと。車両もチームも形ができましたし、来季につなげるベースができました。ようやくスタート位置に立てたのかなと思います。シーズン途中はあまり楽しくない時がありましたが、良いチームで来年を迎えられそうです」

塚田利郎

「岡山を走るのは初だったので、コースを覚えることから始めましたが、蘇武選手のアドバイスもありある程度のタイムは出せるようになりましたし、これを来年につなげていきたいです。10号車ゴルフや98号車シビックとマッチゲームを展開してバトルも楽しめました。一年はアッという間でした。チームの立ち上げからいろんなことを経験させてもらいました。いろんな人との縁を強く感じた一年で、これを来年も継続していきたいと思います」

蘇武喜和

「一年を終えてひと安心しました。シリーズ3位は死守したかったんですが、来年につながればと思って走りました。ロングを担当してタイヤも温存できましたが、今回の6位は実力どおりの結果なのかなと思います。残り3周ぐらいはずっと来年のことを考えながら走っていました。今年一年でデータもたくさん取れましたし、来年はもっと上位に入れるように頑張っていきたいと思っています」


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