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国内レース他 ニュース

投稿日: 2019.05.27 15:50
更新日: 2019.05.27 15:53

86/BRZ第3戦:SUGO戦は全クラス、全レースでポール・トゥ・ウィン。プロシリーズは阪口良平連勝

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国内レース他 | 86/BRZ第3戦:SUGO戦は全クラス、全レースでポール・トゥ・ウィン。プロシリーズは阪口良平連勝

 5月18~19日、Gazoo Racing 86/BRZ Raceの第3戦がスポーツランドSUGOで開催され、2ヒート制となった決勝では、3クラスすべてポールシッターが2ヒートともトップを一度も譲らず、プロフェッショナルシリーズは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)が、クラブマンシリーズEXPERTクラスは松井宏太(ネッツ青森アップルRC86DL)が、そしてクラブマンシリーズOPENクラスは安藤正明(C名古屋86Racing)が優勝を飾っている。

 プロフェッショナルシリーズでポールポジションを獲得したのは阪口。谷口信輝(KTMS 86)を0.070秒という僅差で下し、レコードタイムも更新する1分38秒975を記録した。

「けっこう風が吹いていたので、向かい風のホームストレートだけスリップストリームを使いたかった。そうしたら最終コーナーで(前を走るクルマに)くっつくことができ、あとは自分だけで走ることもできたので、絶妙のタイミングでした。そうでなければ、1分38秒台なんてタイム、見えてこない(笑)。でも、大事なのはここからです」と阪口。

86/BRZ Race第3戦SUGO、プロフェッショナルシリーズのスタート場面
86/BRZ Race第3戦SUGO、プロフェッショナルシリーズのスタート場面

 ヒート1のスタートはいまひとつだったが、1コーナーまでのアプローチでしっかり谷口を抑えた阪口は、早々に後続を引き離して一騎討ちを演じることに。強烈なプレッシャーに最後まで屈することなく、最後まで逃げ切った阪口が前回のヒート1以来の優勝を飾ることとなった。

「スタートは勘弁してください(笑)。でも、しっかり(谷口を)抑えることができたし、何よりポールを獲っていたのが大きかったですね。1回だけレインボーでギヤが弾かれて、谷口さんに近づかれましたが、ここは抜けないコースなので」と阪口。3位は小河諒(神奈川トヨタ☆DTEC86R)。チームメイトの近藤翼(神奈川トヨタ☆DTEC86R)をスタートでかわした後、終盤には菅波冬悟(OTG TN滋賀86)も加えてバトルを繰り広げたが、最後まで順位は動かなかった。

 ヒート2は、まるでヒート1のデジャブのような展開に。やや失敗気味の阪口のスタートに対し、谷口がラインを変えず1コーナーに向けて加速していくも、しっかり封じ込められて逆転ならず。また、その後方では小河が近藤に抜かれるという逆パターンに。

トップチェッカーを受けるは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)
トップチェッカーを受けるは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)

 唯一の違いは、近藤が小河を引き離し、中盤からは三つどもえのトップ争いを繰り広げたが、やはり順位変動はなく……。辛くも逃げ切った阪口が連勝を果たし、「やっぱりポールを奪えたことが、いちばん効きましたよね! 僕のペースは決して速くなかったから。途中、(近藤)翼が近づいてきたので、少しは楽になるかと思っていたけど、そうもいかず……。それでも、ずっと落ち着いて走れました」と笑顔で語った。

 対して連続2位に「予選がすべて。すっごく悔しい、2番がいちばん嫌いだから」と谷口は本音をポロリ。


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