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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.03.27 08:59
更新日: 2021.03.25 13:06

D1開幕戦:斎藤太吾がワンリータイヤにデビューウインを捧げる

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国内レース他 | D1開幕戦:斎藤太吾がワンリータイヤにデビューウインを捧げる

 26日に、ドリフトを競うD1グランプリシリーズ開幕戦がお台場で開催され、斎藤太吾(WANLI FAT FIVE RACING)が優勝。D1GP初参戦のワンリータイヤにデビューウインを捧げた。

 昨年に引き続きお台場特設会場で行われたD1GP開幕戦。今シーズンは競技方法が変更され、追走予選が廃止。単走決勝の走行本数が2本に増加した。単走決勝には24名が進み、上位16名が追走トーナメントに進出するルールとなり、単走決勝の重要度が増している。また使えるタイヤ本数が制限され、優勝するにはいかにタイヤマネジメントをしていくかも必要となった。

 単走決勝では、昨年のチャンプオン、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が100.31点とひとり100点オーバーのドリフトを見せ単走優勝を果たし、今季も強さをアピールする。

 16名が進出した追走トーナメントは午後からスタート。まず注目を浴びたので、今季から参戦するワンリータイヤを装着する斎藤太吾。単走決勝を1本しか走行せずにタイヤを温存し7位に入ると、トーナメント1回戦で10位の末永直登(YUKE’S Team ORANGE)を、準々決勝では、単走2位に入った優勝候補の日々野哲也(K’SPEC MOTOR SPORTS BenSopra)を撃破。準決勝でも藤野秀之を寄せ付けず、観客を魅了する力強いドリフトで決勝に進出する。

 単走1位の川畑も余裕を見せながら決勝に進出し、開幕戦から昨年のランキング1、2位が優勝を争うことに。

 川畑は決勝で2セットを残しており、延長戦に持ち込まれると分が悪い斎藤は「一発で決めます!」と意気込む。その宣言通り、1本目の後追い走行で見事な飛び込みを決めて、2.5差の大きなリードを付ける。

 挽回したい川畑だったが、後追いとなる2本目で斎藤に接触するミスを犯し、斎藤が開幕戦を制した。

 今季から参戦するワンリータイヤは、デビューウインの快挙を達成。タイヤメーカーが激しい技術争いを繰り広げるD1GPで十分に戦えることを初戦から証明した。

「やりました! ワンリーでデビューウインを達成しました。決勝の後追いは気持ちよく走れましたね」と喜びを語る斎藤。2008年以来のチャンピオン獲得へ向けて最高のスタートを決めた。

2016D1GP開幕戦お台場/斎藤太吾
2016D1GP開幕戦お台場/斎藤太吾

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