田中勝輝に交代をしたが、ペナルティを消化しなければならない事もあって、DIJON Racingはここで作戦変更を決断。ペナルティ消化の翌周にピットインし、ドライバー交代を行い、猪股選手がスパートをかけさせることに。
ペナルティを消化した直後の108周目にピットイン。迅速にドライバーを交代してピットアウト。猪股はチームからの『計算上、前を走るST-4クラス車両にギリギリ追いつくことが出来るから頑張れ!』との激励に応える走行を見せ、前を行く41号車(ST-4クラス前走車)とのギャップを縮めていった。
そして5時間を迎え、総合トップの車両がチェッカーフラッグを受けたことで迎えた最終ラップ。猪股はラストラップに41号車を攻略することに成功。132周を走破したDIJON エンドレス ワコーズ NILZZ DC5 #48は、ST-4クラス5位で開幕戦のチェッカーフラッグを受けた。
今回の『もてぎ5時間耐久レース』は戦略、スピード、耐久力といったDIJONRacingのチーム総合力が発揮されたレースを展開することができました。
今回の結果に満足すること無く、次戦以降も引き続き上位を目指して頑張りますので、引き続き、皆様のご声援を賜りますよう、宜しくお願い致します。