■学生スポーツとして、イコールコンディションのカートレースを
自動車部のモータースポーツとして、公木代表は「学生のためになるレースを。自動車部がもっと認知されるように、道具の戦いよりも人の戦いへ。そして費用対効果があるスポーツにしたい」と、『カレッジ・カート・プロジェクト』を発案。今回、MSジャパン・サービスのマルコ・スタチオーリ社長が賛同し、プロジェクトがスタートしたのだ。
プロジェクトのプロデューサーはスタチオーリ社長が務め、ディレクターを公木代表が務めるが、学生や参加者たちにアドバイスを行い、スーパーバイザーとしてプロジェクトの“マエストロ”として関わることになったのは、スーパーGTで前人未踏の四度のチャンピオンを獲得したロニー・クインタレッリだ。
「イタリアでは誰もがカートのことを知っているけど、日本ではなかなかレーシングカートといってもなかなか話が通じないのがショックだった。子どものころからカートに親しむことができれば、モータースポーツも盛んになると思う」とクインタレッリ。