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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.04.10 06:40
更新日: 2016.04.10 11:00

ポルシェカレラカップジャパン第1-2戦 予選

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン第1-2戦  予選

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016  第1-2戦 予選 レポート

岡山国際. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第1-2戦 予選を岡山国際サーキット(岡山県)にて、2016年4月9日(土)に開催いたしました。

PCCJ2016-第1-2戦(岡山)公式予選
天候:晴れ 路面:ドライ

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2016年シーズンが、いよいよ幕を開ける。今年もスーパーGT開幕戦との併催となった今大会には、年間エントリー19台のうち18台が出走。マシーンがType991になって3シーズン目の今年、PCCJ初参戦のドライバーが7人にものぼり、GT3 カップチャレンジから順当にステップアップしたドライバーの他にもFIA F4やスーパーGT、GT300クラスから移行したドライバーなど、フレッシュな顔ぶれが加わったことにより、これまでのチームの位置関係が大幅に変わる可能性さえ感じられる。緒戦の舞台である岡山国際サーキット(岡山県)は、全長3.703kmとコンパクトでテクニカルなコーナーが続く、ちょっとしたミスがラップタイムに大きく響く難コースである。

快晴に恵まれ、路面温度がどんどん上がっていくコンディションで争われた予選では、岡山国際の経験が豊富とはいえないドライバーも序盤から積極的に攻めていく。バックストレートエンドでブレーキをロックさせる車両もあり、ホワイトスモークとスキール音が山間にこだますることもしばしばあった。ワンセット目のフレッシュタイヤで臨む最初の15分間では、2015年PCCJシリーズランキング2位を獲得した#78の近藤 翼がひとり1分32秒台のラップタイムを叩きだし、レース・ウイークエンド直前の金曜日に初めてカレラカップカーのステアリングを握ったという#14 三笠 雄一が2番手、その後ろに2015年GT300で活躍した#36坂本祐也が続いた。シーズン開幕戦ということもあり、経験豊富なオーバーオールドライバーが全体をリードする展開で進んでいった。
しかし2セット目のニュータイヤを投入した後からリーダーボードの光景は少しずつ変わっていった。GT300出身とはいえ今回の新車にほとんど乗ったことがなかった坂本が、路面温度がどんどん上がる状況ながら丁寧なドライビングでラップタイムを削り取り、ベストラップで近藤の0.37秒差まで詰め寄るだけでなく、セカンドベストタイムも三笠を上回ることに成功した。PCCJに初めて参戦する三笠はその直後ベストラップを更新したものの0.9秒およばず、3番手グリッドから土曜日の2016年ラウンド1決勝に臨むことになった。4番手は2年前からオーバーオールクラスに昇格してから着実に育成ドライバー達との差を詰めている#9武井真司、5番手以降は、#32永井秀貴、#2田島 剛、#99佐野新世と続き、その多くがポルシェ レーシング エクスペリエンスやポルシェ スポーツドライビング スクール、GT3カップチャレンジなどを経て、国内最高峰のワンメイクレースであるPCCJへステップアップしてきたジェントルマンドライバーによってトップ8は占められた。しかもジェントルマンクラスの12台はタイム差が1.4秒以内という僅差であり、オーバーオールだけでなくジェントルマンクラスのトップ争いも熾烈になることは予想に難くない。

予選と同じ土曜日の16時35分から15周で争われる予定になっているPCCJのラウンド1もドライコンディションの下でのレースとなりそうだ。公式練習から予選、2度の15ラップ決勝レースを含めて3セットまで使用できるタイヤのうちどのコンディションのタイヤをラウンド1に投入するか、その点を含めてPCCJ開幕戦から目を離すことはできそうにない。

Pos. Car# Driver (Class) Car Name Time
1/78/近藤 翼/O/スカイレーシング/1’32.801
2/36/坂本 祐也/O/ミツワオートGT3カップ/1’33.176
3/14/三笠 雄一/O/ガーミンポルシェ/1’33.287
4/9/武井 真司/O/BINGO RACING/1’34.021
5/7/星野 敏/G/D’station 991/1’34.023
6/32/永井 秀貴/G/ナインレーシング/1’34.186
7/2/田島 剛/G/タジマレーシング/1’34.288
8/99/佐野 新世/G/SKAD PORSCHE/1’34.326
9/6/米倉 正憲/G/G Racing/1’34.414
10/24/剛 覇矢人/G/みきゃん スペンダー GT3/1’34.419
11/7/内山 清士/G/エヌケーレーシング/1’34.797
12/8/IKARI GOTO/G/TOEI SPIRIT 991/1’35.041
13/9/TAD JUN/JUN muta racing/1’35.072
14/66/ブライアン リー/G/GTO Racing/1’35.273
15/51/ポール イップ/G/PACE/1’35.320
16/77/浜崎 大/G/GRacingVentiler/1’35.322
17/10/齋藤 真紀雄/G/BINGO RACING/1’35.386
18/52/春山 次男/G/はるやまRacing TEAM/1’41.177
——- 以上予選通過 ——-


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